「夏場はふとんがじめじめしている」
「1年を通して綺麗にふとんを使いたい」
上記のように考えている方は多いのではないでしょうか。
気温の高い夏や、湿気の多い梅雨の時期に、ふとんのべたつきが気になった経験がある方は多いでしょう。
寝具の清潔さは、快適な睡眠にも繋がっています。
この記事では、ふとんの干し方や時間、頻度などを解説します。
目次
ふとんを干すおすすめの天気は晴天で湿度が低い日
ふとんを干すのにおすすめな天気は、晴天で湿度が低い日と言われています。
その日の天気予報を見て、湿度が40%以下になることを確認してから干しましょう。
天気の良い、乾燥した日の午前10時から午後3時ごろまでの間に、片面約2時間ずつふとん全面に日が当たるようにすると良いです。
夏場は湿度が高く、じとじとしている日が多いので、乾燥していない日は太陽が出ている時間帯を選びましょう。
一方で、ふとんの取り扱い表示には、陰干しと記載されています。
ですが陰干しだけでは乾ききらない湿気を、屋外で干すとすっきり乾くので、上手に使い分けるのがポイントです。
特にシルクは紫外線に弱い性質を持っているので、できるだけ日光は避けましょう。
洗う前にふとんの洗濯表示マークを確認する
家でふとんを洗うときには、ふとんの洗濯表示マークを確認しましょう。
洗濯表示マークを確認することで、家庭で洗うことができる製品なのかがわかります。
2016年に洗濯表示が改定されているので、間違えないように注意が必要です。
洗濯表示に、「洗濯おけ」や「手洗い」のマークが入っている物は、家庭での洗濯が可能です。
従来の絵表示では、「洗濯機」のマーク、「手洗イ」と書かれたマークが表示されています。
一方で、家庭での洗濯ができない画像は、新・旧ともに「おけにばつマーク」が入っています。
このように家庭で洗濯ができる製品なのかを、洗濯表示を見てまず確認しましょう。
新しい洗濯表示(消費者庁)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols.html
家庭用の洗濯機でふとんを丸洗いできるかも確認
ふとんが家庭で洗えるタイプのものかを確認したら、次に家庭用の洗濯機がふとんに対応しているかも確認しましょう。
昨今の家庭用洗濯機は、縦型とドラム式の2つに分かれています。
縦型の洗濯機やドラム式の洗濯機も、洗濯容量が大きい機種も増えていますが、機種がふとんの洗濯に対応しているか確認が必要です。
特に、ドラム式の洗濯機では容量が大きくてもふとんは洗えないものがあります。
お使いの洗濯機でふとんが洗えるかどうかは、まず洗濯機の取り扱い説明書を確認する必要があります。
ふとんを洗う時の洗剤の選び方と柔軟剤を使うポイント
ふとんを家庭で洗うメリットの一つに、自分好みの香りにできることが挙げられます。
そこで、ふとんを洗うときの洗剤の選び方と、柔軟剤を使うときのポイントを紹介します。
洗剤は中性洗剤がおすすめ
ふとんを洗う際に使う洗剤は、ウールやシルクが洗える「中性洗剤」を使用しましょう。
液体洗剤の中には「液性:中性」となっている物が増えています。
「液性:中性」となっているものに合わせて、「用途:毛・絹~」と表記されているかも確認することがポイントです。
柔軟剤はポイントを見極めて使う
柔軟剤は毛布類に使うことをおすすめしています。
なぜかというと、柔軟剤には静電気を防止する効果があるためです。
ですが使用量を超えて柔軟剤を入れても、効果が増えることはありません。
むしろ過剰に使うと、水分となじみにくくなり、風合いや手触りが変わってしまうので注意しましょう。
ふんわりと仕上がる洗濯後のふとんの干し方
洗濯をしたら、買ったばかりの時のようなふんわりとした仕上がりにしたいですよね。
ふんわり仕上げる方法は、干し方にポイントがあります。
干したふとんをふんわりと干すポイン
洗濯したふとんは、以下の2点をポイントにして干すと、羽毛の偏りやつぶれることを防ぐことができます。
・物干しざおを2本使う
・乾燥するまで羽毛を数回ほぐす
物干しざおは2本使う
ふとんを干すときの物干しざおは2本にまたがるように干しましょう。
なぜかというと、2本にまたがるように干すことで、ふとんにすき間ができ、早く乾かせるためです。
羽毛や綿のふとんは、日光に長時間当てることは素材が痛む場合があるので、おすすめできません。
主に湿気の少ない午前中に干してしまいましょう。
乾燥させるときは羽毛を数回ほぐす
次にふとんをふんわり仕上げるコツとして、完走させている途中で、羽毛を数回軽くほぐすことです。
物干しざおにまたがるようにふとんをかけた後、全体の形を整えましょう。
ポイントは、洗濯によって偏った羽毛を両手でほぐしたり、バランスよくしてあげることです。
乾燥している間に数回羽毛をほぐしてあげることで、ふんわりとしたふとんに仕上がります。
羽毛のふんわりをキープするお手入れ方法
ふんわり仕上げた羽毛をキープするために、日ごろからできるお手入れがあります。
日常的なふとんの手入れ方法は、日常的に陰干しをすることです。
そして月に1~2回程度、片面ずつ屋外で日に当てて干し、乾燥させましょう。
天気が悪かったり、花粉の季節に外に出して干せないという場合は、ふとん乾燥機を使うこともおすすめです。
日常的にお手入れをして、ふわふわをキープして心地よい睡眠を取りましょう。
西川の洗える2枚合わせ羽毛掛ふとん
西川洗える2枚合わせ羽毛掛けふとんは、ふとんの生地とキルティングに工夫をしており、家庭の洗濯機で洗濯可能です。
洗える2枚合わせ羽毛掛ふとんのメリットを2点ご紹介します。
2枚の合わせ仕様で年中使える
洗える2枚合わせ羽毛掛けふとんは、厚さが違う2枚のふとんを組み合わせています。
そのため、季節に合わせて快適に使用してもらえるオールシーズン対応商品です。
「掛けふとんは夏に使わない」という人も多いかと思いますが、冷房をかけて寝ている人には夏にも掛けふとんがおすすめです。
1年を通して使えるということは、片付けや入れ替えの必要がないので、収納スペースも必要ないのがポイントといえます。
国内工場で精製した高品質な西川ダウン
西川ダウンは、国内の羽毛専用工場で丁寧に精製し磨き上げています。西川ダウンを使用した羽毛掛けふとんはふんわりとしてあたたかく、軽い掛け心地が特徴です。
吸湿性、放湿性に優れており、群れを感じにくいのでさわやかに使えます。
国内工場で精製した高品質なホワイトグースダウンを93%使用しており、程よくフィットし優しく包み込んでくれます。
正しく取り扱うことで、長く使えるので、コストパフォーマンスの高さも人気のポイントです。
収納スペースを確保できない、1年を通して長く使えるふとんが欲しいという方は、ぜひ西川の「2枚合わせ」羽毛掛けふとんを検討してみてはいかがでしょうか?
お近くのネムリウムショップへ
今回紹介した西川の洗える2枚合わせ羽毛ふとんは、店舗での購入が可能です。
実際にふとんの肌触りや軽さ、暖かさなどをご確認いただけます。
ネムリウムの店舗では、上質な眠りのために快眠コンサルティングを行っています。
現在使っている寝具の状態や、洗濯のコツなど、睡眠に関する悩みを解消できます。
西川のネムリウムショップでは、来店予約を受け付けております。
睡眠や寝具に関するお悩みやご相談も承っておりますので、ぜひお近くのショップで相談してみましょう。