大人が悩む夏の寝冷えの症状と対策方法とは!快眠をするためには掛け布団と見直しが効果的

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ねむりのコラム

大人が悩む夏の寝冷えの症状と対策方法とは!快眠をするためには掛け布団と見直しが効果的

ねむりのコラム
公開日2022/07/26
2023/05/29更新日



短い梅雨が終わり、あっという間に暑い夏がきました。
寝るときにじっとりと暑くて、エアコンをつけたまま寝ている方もいるのではないでしょうか。
エアコンをつけたまま眠りにつくと、途中で目が覚めてしまったり、風邪をひいてしまう場合もあります。
エアコンをつけたまま寝ると、体にどのような影響が出るのでしょうか。
今回は、寝冷えを防ぐ快適な睡眠と、元気に夏を乗り切れる情報をお伝えします。

寝冷えとは



寝冷えとは、主に夏場に寝ている間、体が冷えてしまい体調を崩すことを指します。
寝冷えと聞くと子どもに多いというイメージがある人が多いかと思います。
しかし結論から申しますと、寝冷えは大人でもあり得ます。
子どもが寝冷えする理由は、大人よりも体温が高く、多く汗をかきます。
そのため、体温調整が上手くできないことが多いためと言われています。
しかし、昨今はエアコンの普及による部屋の冷やしすぎから、さまざまな体調不良を引き起こしている大人も増えています。
寝冷えが起こす睡眠への悪影響と、自分でできるケアを見ていきましょう。

寝冷えのサインとは



「睡眠時に冷房をつけっぱなしにしてしまった」
「蒸し暑い日で、気付いたら布団を蹴っ飛ばしていた」

このような時に寝冷えは起きやすいです。
寝冷えによって発生しやすい症状は以下のようなものがあります。

体の状態 症状
風邪の症状 喉の痛み、咳、発熱、頭痛
体の痛み 筋肉のこわばり、肩こり
お腹の不調 腹痛、下痢
体調への影響 疲れやすい、肌の調子が悪い、食欲がない

寝冷えが原因で、体調不良に繋がりかねないので、事前に防ぐことが重要です。
なんとなく夏は体調が良くないときが多いという方は、注意しましょう。

大人が抱える寝冷えの原因



大人が抱える寝冷えの原因は、エアコンによる体の冷やしすぎといわれています。
その他にはストレスや、睡眠不足など、生活習慣の乱れが原因で、自律神経の働きが低下していることも原因の一つです。

エアコンによる室内の温度

寝冷えの一番の原因と言えるのは、エアコンによる室温の下げすぎです。
室温の低い状態でエアコンをつけ続けると、気付かぬうちに体が冷え切ってしまいます。
ですが真夏の蒸し暑い中、エアコンや扇風機をつけずに快適な気温を保つというのは難しいです。
このような場合、エアコンをつけたまま眠ってしまう方も多いのではないでしょうか。
質の良い睡眠に繋がる室温は、部屋の温度が27〜29℃、湿度が40〜60%と言われています。
睡眠時は体の温度調整が必須ですので、エアコンによる冷えから体を守る工夫が必要です。

自律神経の乱れ

寝冷えの原因のもう一つに、自律神経の働きが低下して体温調節がうまくいかないことも言われています。
人の体には、外気温の高さに応じて体温調節を行う、自律神経が備わっています。
自律神経には、昼の神経と言われる「交感神経」と、夜の神経と言われる「副交感神経」があります。
自律神経を乱す原因としては、主に以下の理由が挙げられます。

ストレス
睡眠不足
運動不足
食生活の乱れ

生活習慣の乱れから、自律神経の働きが乱れ、体温調節がうまくできなくなってしまいます。
基本的に子どもの寝冷えの原因と言われている自律神経の働きの低下ですが、大人でも起こりうることを忘れないでください。

寝冷えの対策

寝冷えには色々な原因があることがわかりましたが、ここからその対策についてお話しします。

エアコンの設定温度と室温を調整する
睡眠時の寝間着を天然素材のパジャマにする

以上の、エアコンによる寝冷えの対策を2点まとめました。

エアコンの設定温度と室温に気をつける

「寝冷えの原因がエアコンであるのは分かったけど、実際にエアコンを消して寝るのは無理!」
このような方は、エアコンの設定温度と室温に気を付けてみましょう。
夏の夜の寝冷えをしない快適な室温は、27〜29℃と言われています。
さらに就寝の1時間前に、25〜26℃程度で部屋を涼しくすることがおすすめです。
室温を一度涼しくしておくことで、スムーズに体温が下がり、入眠に入りやすくなります。
就寝時には温度を上げてタイマーを使用することで、さらに寝冷え対策になります。
明け方は、気温や体温がもっとも下がるので、タイマーでエアコンを切っている状態にすることがポイントです。

睡眠時の寝間着を見直す

睡眠時の寝間着で、天然素材を使ったパジャマを着て眠ることで、寝冷え対策はできます。
夏場は市販の寝間着も薄着のものが多くなりますが、露出が多すぎる寝間着で眠るのはおすすめできません。
就寝時は汗を沢山かくので、体温はそれに伴い下がっていきます。
体温が下がりすぎないように、吸湿性と通気性のいい、天然素材を使ったパジャマの着用がおすすめです。

掛け布団の見直しをすることがおすすめ



寝冷えの対策として、掛け布団を見直してみることもおすすめです。
そこで試してほしい布団が、羽毛肌掛け布団と、真綿ふとんです。
羽毛肌掛け布団と真綿ふとんは、吸湿発散性に優れ、適度な保温性があり、夏におすすめな寝具です。
どちらもオールシーズン利用でき、手入れをすれば長く愛用できるのが特徴です。
では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

羽毛肌掛け布団の特徴



羽毛掛け布団の特徴は以下の3点です。

吸湿性・放湿性に優れ、ムレを感じにくい
軽やかで体への負担が少ない
オールシーズン使える

羽毛と聞くと、冬用の布団のイメージがありますが、実はオールシーズンに対応しています。
羽毛肌掛け布団は、吸湿性・放湿性に優れており、ムレを感じにくくさらに適度な保温性があり、エアコンを活用する夏にもおすすめな寝具です。
西川の羽毛肌掛け布団は、ふんわり軽やかで体への負担も少ないのが特徴です。
エアコンをつけた状態での体温調整にもってこいの布団といえます。

真綿ふとんの特徴



真綿ふとんの特徴は以下の2点です。

暑すぎず、寒すぎない
オールシーズン使える

真綿ふとんの特徴は、温度と湿度の調整に優れていることです。
なぜかというと、真綿の原料である繭は、蚕が自分の身を守るために、温度や湿度の調整ができるような素材を吐き出して作り出しているからです。
夏場は夜は暑くてエアコンをつけた状態で快適でも、朝方は冷え込むこともあります。
そのような環境下でも布団内の温度を適温にしてくれます。
また、真綿ふとんもオールシーズン使用可能です。
特におすすめなのは、春・夏・秋は1枚で使用し、冬は羽毛と合わせて毛布がわりとして使うことです。
収納スペースが限られている人でも、真綿ふとんは使いやすいのではないでしょうか。

ねむりの相談所にてご相談下さい



「寝苦しい夏におすすめの寝具選びを手伝ってほしい」
「オールシーズン使える寝具のメンテナンスの相談がしたい」
このように考えている方は、「ねむりの相談所」を設けている店舗に相談してみましょう。
寝具選びや眠りの悩みは、自分一人で解決できないことが大半です。
そこで、眠りのプロが在籍している眠りの相談所で、なんだか眠れないなどの悩みを相談してください。
睡眠以外にも、現在持っている寝具のお手入れについてのアドバイスも受けられます。
今回紹介した真綿ふとんは、リフォームすることで長く愛用できるものです。
ぜひ気になっていることがあれば、訪れてみてください。

まとめ

今回は、寝冷えの原因と対策についてお話ししました。
以下は今回の記事のポイントです。

【POINT】
寝冷えの原因はエアコンのきかせすぎや自律神経の乱れ
夏の快適な室温は27〜29℃
睡眠時の寝間着を天然素材に
冷房での冷え過ぎ対策として、羽毛肌掛け布団や真綿ふとんを使おう

ねむりの相談所では、眠りのプロ「スリープマスター」にそれぞれの悩みに合わせたアドバイスを受けられます。
睡眠の質を上げ、寝冷えからの体調不良の対策を取って暑い夏を乗り越えましょう。


ねむりの相談所

監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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