枕の高さが肩こりの原因になる?いびきにも効果的なまくらとは?

西川株式会社 ネムリウム 眠りの悩み相談実施中 無料来店予約

ねむりのコラム

枕の高さが肩こりの原因になる?いびきにも効果的なまくらとは?

ねむりの相談
公開日2021/05/07
2023/05/29更新日

枕の高さが肩こりの原因になる?いびきにも効果的なまくらとは?
朝起きたときに、「首や肩が凝っていて辛い」「眠れていない感じがする」というときはありませんか?
その原因は、枕にあるかもしれません。
枕が身体に合わないと、身体の痛みやいびきの原因にもなることはご存知ですか?。
 
では、自分に合った枕とは、どうやって選べばいいのでしょう。
この記事では、理想の枕の高さや選び方、枕選びに悩んだときにおすすめのオーダーまくらについてもご紹介します。
自分に合った枕を選んで、気持ちのいい朝を迎えましょう。
 

枕の役割とは?


 
枕の役割は、首と頭を支えることです。
人間の頭は進化の過程で脳が大きくなるとともに重くなり、他の身体の部位に比べて重みがあります。
その重みの影響があり、頸椎は緩やかなS字を描いています。
 
質の高い眠りをとるのには、この頸椎の形をキープすることが大切です。
枕を利用することで、このS字カーブを維持できます。
 

枕の高さと肩こりの原因とは?


 
自分に合っていない枕の使用は、さまざまな不調の原因になります。
 

高すぎる場合

枕は、高すぎても低すぎても良くありません。
特に、枕が高すぎる場合は肩こりの原因になりやすいことがわかっています。
枕が高いと、通常よりも顎を引いたような姿勢になってしまいます。
この姿勢では、首すじや肩などの筋肉に余分な力が入りやすく、肩こりの原因になりかねません。
 

低すぎる場合

反対に、枕が低すぎる場合は頭痛の原因になりやすいので気をつけましょう。
枕が低いと、今度は通常よりも顎が上向きになってしまいます。
このような姿勢は頸部を圧迫し、交感神経を過度に緊張させてしまいます。
結果、脳への血流が悪化し、頭痛を招いてしまうのです。
いずれにせよ、枕の高さが合っていないと局所的に体に負荷がかかってしまいます。
 
ダメージを受けた部位の筋肉は緊張し、肩こりや首の痛みなど、さまざまな不調につながります。
本来であれば、睡眠は日中の疲れをとる大切な時間です。
それなのに、枕の高さが合っていないばかりに、睡眠中に体にダメージを与えていたなんてショックですよね。
肩こりや首の痛みは慢性化しやすいので、十分に気をつけましょう。
 

高さが合わないといびきの原因となることも


 
意外なところでは、枕の高さがいびきの原因になることもご存知でしょうか。
いびきと言えば、「太っている人がかくもの」というイメージを抱いているかもしれません。
しかし、いびきの原因は体格だけではないのです。
 

いびきの正体
気道を圧迫し(特に、枕が高すぎる場合)、いびきの原因となってしまいます。
狭くなった気道を空気が通るときに「ガーガー」という振動音が出てしまうのです。
 

自分は大丈夫だと思っていても、自覚なくいびきをかいている人も多いことでしょう。
同居している家族や恋人がいる場合は、自分がいびきをかいていないか聞いてみてください。
いびきは指摘しづらいので、相手も言い出せずに困っているかもしれません。
また、1人で寝ている場合は、寝ているときの音を録音して確認してみましょう。
最近では、いびきを録音するためのアプリも登場しているので、活用してみてくださいね。
 
もしも、体格が良かったり鼻炎持ちだったりするわけでもないのにいびきをかいていたら、要注意です。
枕の高さが合っていない可能性があります。
早めに枕の高さを見直すことをおすすめします。
 

枕の理想の高さについて


 
枕の理想の高さは、どういった点を意識して選べばいいのでしょうか?
3つの点をピックアップし、男性や女性などそれぞれに合わせた選び方をご説明します。
 
また、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
枕の選び方や、素材について詳しく解説しています。
 
https://nishikawa-nemrium.jp/column/2240/
 

理想の寝姿勢

まっすぐに立ったときの正しい姿勢と同じであると言われています。
人間が平らな壁に背中をつけて直立すると、体はゆるやかなS字カーブを描きます。
この姿勢を、寝ている間も保つことが重要です。
そのため、理想は立っているときと同じ姿勢が保てる位置に枕があることです。
つまり、枕なしで仰向けに寝たときに、敷き布団と首すじの間にできる隙間の高さが目安になります。
この隙間を埋めるようなイメージで、枕の高さを設定しましょう。
仰向けで寝たときに、横から見て首の骨がゆるやかなS字カーブを描いているのが理想的です。
 

横向きの場合は?

仰向けに寝るときと横向きに寝るときでは、枕の適切な高さは異なります。
なぜなら、横向きで寝る場合は、肩の高さを考慮する必要があるからです。
 
いつも横向きで寝ているという人は、肩の高さの分、少し高めの枕を選ぶようにしましょう。
首の骨が頭から背中にかけてまっすぐになる高さの枕を選ぶのがおすすめです。
 
人によって肩幅は異なるので、自身の体格に合わせて選んでみてくださいね。
 

枕の高さの平均はどれくらい?

枕の高さを選ぶときには、好みが大きく影響します。
枕は高い方が好きという人もいれば、低い方が好きという人もいます。
 
中には、枕なしで寝るという極端な人もいますよね。
また、枕の理想の高さは、性別や体格によっても異なります。
 
女性の場合は、やや低めの枕がフィットします。
細身の人や子供の場合も、低めの枕がおすすめです。
 
反対に、男性の場合はやや高めの枕がフィットします。
また、日常的に運動をしていて体格のいい人にも、高めの枕がおすすめです。
 
このように、枕の高さは好みや性別によってもさまざまであることを頭に入れておきましょう。
 

枕の理想のサイズを測る方法について


 
枕の理想のサイズを測るためには、どのような方法があるのでしょうか。
 
先にも述べましたが、枕の理想の高さは、枕なしで仰向けに寝たときに、敷き布団と首すじの隙間にできる高さが目安になります。
 

測り方

この高さを割り出すために、まずは首のカーブを計測しましょう。
壁に背中をつけて、まっすぐに立ってみてください。
 
そのまま、壁から首の一番深いカーブを計測します。
このとき、少し顎を引くようにし、無理に頭を壁につけないよう注意してください。
 
理想の寝姿勢と同じ、ゆるやかなS字カーブを描いた理想の立ち姿を意識します。
自身の首のカーブの深さを、正確に把握することが大切です。
 
そして、こうして測った首のカーブの深さよりも、少しだけ高めの枕を選びましょう。
 

ポイント
眠るときに、枕は少し沈み込みますよ。その分を考慮し、計測した高さよりも少し高めの枕を選ぶこと。
 

もちろん、マットレスや枕の硬さによって沈み込み具合は異なります。
気になる場合は、微調整してくださいね。
 
おすすめ記事:まくらの選び方~頭と頚椎を自然な力で支えるものを~
 

高さの調整はどのように行えばいいの?


 
それでは、高さの調整はどのように行えばいいのでしょうか。
 
まず、用意した枕で実際に寝てみましょう。
このとき、目線がやや斜め下を向いていれば合格です。
 
目線が前を向きすぎていると感じる場合は、枕が高すぎるということです。
可能であれば枕の中身を抜くなどして、高さを調節しましょう。
 
反対に、斜め後ろに反っているように感じる場合は、枕が低すぎるということです。
枕の中身を足したり枕の下にタオルを敷いたりして調節しましょう。
 

ポイント
枕の高さは、少しの差であっても体にとっては大きな負担になりやすいものです。/枕の高さを調整する際には、一気に変化させることはおすすめできません。
1cm単位で、少しずつ調整していくことが大切です。
 

慎重に微調整を重ねて理想の高さを見つけましょう。
最近では、自分で高さを調節できる枕も数多く販売されていますので、枕の中身を自分で足したり抜いたりすることで、理想の高さに近づけることができます。
 
自宅でじっくりと色々な高さを試せるところもポイントです。
 

西川のオーダーメイド枕(まくら)


 
枕の選び方はわかったものの、自分で最適な枕を選ぶのは難しくありませんか?
西川のオーダーメイド枕(まくら)は、身体の測定や好みの素材を選ぶことで、自分にぴったりの枕を作れます。
 
西川ショップのねむりの相談所には、眠りのプロである「スリープマスター」や、枕のプロである「ピローアドバイザー」が在中しています。
睡眠の悩みを相談することで、より自身にあった枕や睡眠環境を提案することが可能です。。
 
店舗では、実際に自分の身体を測定してカウンセリングを行います。
実際に試しながら作れるため、納得いくまで相談が可能です。
 
また、購入後の高さの再調整などのアフターケアや、クリーニングサービスも行っております。
 

まとめ


 
朝起きたときの首や肩の痛みは、枕が身体に合っていない可能性があります。
自分に合う枕は、実際に使ってみないとわかりません。
 
西川のオーダーメイド枕(まくら)であれば、まくらのプロフェッショナルに相談して、自分にぴったり合う枕を作れます。
使ってみて違和感があっても、再調整ができるため安心です。
 
オーダーメイドの枕は、一度作ると長く使えるアイテムになります。
睡眠や朝起きたときの身体の痛みに悩む方は、ぜひ一度店舗で相談してみてください。
身体に合う枕を使って、スッキリ気持ちのいい朝を迎えませんか?


ねむりの相談所

監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

TOPへ
close
イベント情報はこちら
イベント情報はこちら
無料来店予約ねむりの悩み相談実施中
無料来店予約ねむりの悩み相談実施中

ネムリウム店舗一覧

店頭でねむりの悩み相談をしております。
お近くの店舗までお気軽にご相談くださいませ。

近くの店舗を探す