休みの日は夕方まで寝る生活や、海外旅行の影響で昼夜逆転に悩む方は少なくありません。
直したいと思っても、眠気に勝てず生活リズムが直せない方が多いようです。
この記事では、昼夜逆転の原因や直し方をご紹介します。
昼夜逆転が続くと、日中の眠気が強くなり普段の生活にも支障がでるでしょう。
直し方を知り、朝すっきり目覚める生活を目指しましょう。
目次
昼夜逆転を起こす原因
昼夜逆転は、普段の生活や旅行の影響、環境要因とさまざまな理由で起こります。
昼夜逆転を直すには、自分がどのような理由で昼夜逆転を起こしたのか、知っておくのが有効です。
- ・普段の生活環境が影響している
- ・海外旅行でリズムがずれることも
- ・環境変化や生活のストレス
普段の生活環境が影響している
生活パターンは、仕事の関係で夜間に起きてなければならない夜勤の人や、工場勤務の方が昼夜逆転を起こしやすい理由です。
学生でも、夜間にゲームや勉強をしており、日中の眠気が強くなり昼夜逆転になる可能性があります。
特に長期休みは、学校がなく起きる必要がないため、昼夜逆転が戻りづらい方が多いようです。
海外旅行でリズムがずれることも
普段は昼夜逆転していない方でも、海外旅行の影響で生活リズムが戻らず、昼夜逆転が続く方もいます。
海外にいくと、国によっては日本との時差が大きく出国時と同じように帰国時にも時差ぼけに悩まされます。
時差が大きい国に行くときは、昼夜逆転を覚悟しておくと、帰国後に直しやすくなるでしょう。
環境変化や生活のストレス
環境変化や生活のストレスも、昼夜逆転の原因になり得ます。
環境変化は、新しい環境への不安や緊張から眠れず、生活リズムがずれがちです。
ほかにも、育児中の夜泣きや授乳、生活のストレスであれば工事の騒音が当てはまります。
環境変化や生活のストレスは、自分ではすぐに解消しづらい問題のため、昼夜逆転になったときは問題が解決するよう少しずつ対処していくことが大切です。
昼夜逆転のデメリット
「昼夜逆転をしていても、昼間に寝ていれば問題ない」と考える方も多くいます。
しかし、昼夜逆転にはデメリットが存在します。
デメリットをしっかり把握して、昼夜逆転を直しましょう。
- ・生活リズムが崩れる
- ・深い睡眠がとりづらい
- ・家族や友人と予定が合わせづらい
生活リズムが崩れる
昼夜逆転していると、生活リズムが乱れます。
生活リズムが乱れると、自律神経が乱れて気持ちが不安定になりやすくなります。
日中に行動する生活リズムに整えるには、朝日を浴びるのも有効です。
しかし、昼夜逆転していると朝日を浴びる時間を一定にしづらく、生活リズムが乱れやすくなるのがデメリットです。
深い睡眠がとりづらい
朝方に寝る生活は、深い睡眠がとりづらくなります。
日中は活動している人が多く、夜間に比べると外の騒音や太陽の日差しが気になり、睡眠が浅くなります。
睡眠の質が悪いと、起きたときもよく寝た感じがせず、頭が働かないと感じる方も多いようです。
深い睡眠が取れない昼夜逆転は、起きている時間のパフォーマンスが下がる可能性があります。
家族や友人と予定が合わせづらい
家族や友人と予定が合わせづらいのも、昼夜逆転のデメリットです。
多くの人は日中に活動し、夜寝る生活をしています。
昼夜逆転した生活リズムは、日中に活動する人が眠る時間に活動することがほとんどです。
すれ違いの生活となり、孤独感を感じやすくなるでしょう。
家族や友人と会うときも、生活リズムを無理やり整える必要があり、身体に負担がかかりやすくなります。
昼夜逆転ってメリットはあるの?
デメリットの多い昼夜逆転ですが、メリットが全くないのか気になる方もいるでしょう。
昼夜逆転に目立ったメリットはありませんが、しいていえば以下のポイントがメリットです。
SNSの動きに合わせやすい
昼夜逆転の生活は、SNSの動きに合わせやすくなります。
SNSは夜間に盛んに書き込みしている人も多く、夜間に起きているとSNS上で人とコミュニケーションがとれます。
夜間に書き込みが多い人は、普段も同じ生活リズムで行動している可能性が高く、定期的に話す相手になりやすいのはメリットです。
昼夜逆転を治すにはどうしたらいい?
昼夜逆転は、日々の生活で改善が可能です。
一度昼夜逆転に慣れてしまうと、朝起きる生活が難しいと感じる方も多いようです。
はじめは辛いかもしれませんが、続ければ生活リズムが整います。
ひとつひとつ試してみてください。
- ・日中に眠らないよう生活する
- ・生活のリズムを整える
- ・朝は日の光を浴びて、夜はブルーライトをカットする
- ・寝室のカーテンを遮光性が低いカーテンに変える
- ・寝るとき以外は横にならない
日中に眠らないよう生活する
昼夜逆転を直すには、日中に眠らないよう生活するのが大切です。
日中に眠ってしまうと、体内時計がずれて、夜の睡眠に入りづらくなります。
仮眠をとる場合も、15〜30分程度の時間にしておき、寝すぎないよう注意しましょう。
日中に眠らないためには、人と会う予定や病院など予定を作ると効果的です。
朝起きる理由にもなり、午前中に起きやすくなるでしょう。
生活のリズムを整える
生活のリズムを整えるのも、昼夜逆転を直す方法です。
寝る時間や起きる時間、食事の時間を一定にすると効果が得られます。
前日の夜が遅くなったときも、朝起きる時間は変えずに過ごしましょう。
生活リズムを整えるには、1日3食しっかりとり、夜はリラックスして過ごすのが効果的です。
生活リズムが整うまでは時間がかかるため、根気よく同じ生活を続けましょう。
朝は日の光を浴びて、夜はブルーライトをカットする
朝起きたら、はじめに日の光を浴びる習慣をつけましょう。
日の光を浴びると体内時計がリセットされ、身体のリズムが整いやすくなります。
暑い季節は、窓越しの朝日でも問題ありません。
夜はブルーライトをカットするのも効果的です。
ブルーライトは、テレビやスマホの液晶画面から出ています。
ブルーライトの光は強く、寝る前に見ると睡眠の質が悪くなる可能性があります。
寝る前は間接照明の優しい光を意識し、読書や音楽を聞いてリラックスして過ごしましょう。
寝室のカーテンを遮光性が低いカーテンに変える
寝室のカーテンを、遮光性が低いカーテンに変えるのも効果的です。
遮光性の高いカーテンは、日が出ている時間になっても眩しくなく、しっかり睡眠をとるのに役立ちます。
しかし、昼夜逆転生活では、遮光性の高いカーテンは昼間に寝続ける手助けになるでしょう。
遮光性が低いカーテンは、朝日が出たら起きられ、昼夜逆転を直しやすくなります。
寝るとき以外は横にならない
寝るとき以外は、横にならないのも重要です。
疲れて家に帰ると、寝る気がなくてもベッドやソファに横になりたい方も多いでしょう。
ベッドやソファに横になりそのまま寝てしまうと、夜中に眠りづらくなる原因になります。
横になるのは寝るときだけと決めておき、気づかないうちに寝てしまわないよう注意しましょう。
昼夜逆転は日々の過ごし方で治せる!
昼夜逆転は、日々の過ごし方で直せます。
昼夜逆転を直すには、日中眠らず生活リズムを整えるのが効果的です。
昼夜逆転が続いてしまうと、家族や友人と生活リズムが合わず深い睡眠もとりづらくなります。
直そうと思ったときに努力し、昼夜逆転を直しましょう。
以下のページで、眠れないときにおすすめの対処法をご紹介しています。
夜間に眠れず昼夜逆転してしまう方は、ぜひご覧ください。