何度も同じ夢を見ると、その夢の意味や理由が気になってしまいますよね。
夢を見たことを覚えているのは、眠りが浅いタイミングに見ているためです。
今回は同じ夢を何度も見る心理的な理由について調査しました。
同じ夢を何度も見ることで悩みやストレスを感じている人は、ぜひこの記事を読んでみてください。
目次
何度も同じ夢を見る理由
何度も同じ夢を見る理由は主に以下のような理由があると言われています。
- ・葛藤の表れ
- ・過去のトラウマ
- ・過去への未練・迷い
- ・心に強い思いを抱えている
- ・感受性が強い
- ・同じ環境で眠っている
- ・前世の記憶の可能性
心理的にストレスを抱えている人や、睡眠環境も影響していることについて解説していきます。
葛藤の表れ
仕事で上手くいっていない人や学生生活に悩みがあるなど、ストレスや不満を抱えている人は同じ夢を何度も見ることがあります。
私生活や人間関係などに悩みを感じやすい思春期に同じ夢を見ることもあります。
社会人でも遅刻する夢や試験に失敗する夢をよく見る人は、「失敗したくない」という葛藤の表れと言われています。
精神的に不安やストレスがあると、同じ夢を見やすくなるようです。
過去に体験したトラウマ
同じ夢を何度も見る人の中に、子供のころから同じ夢を見るという人がいます。
そのような人は過去に体験したトラウマが夢の原因になっている可能性が高いです。
過去に体験した事件や事故、災害などのショッキングな事柄が、大人になっても消化しきれていないと夢に見てしまうようです。
トラウマがフラッシュバックすることは、睡眠時以外でも現実に起きる場合が多いです。
この場合は原因となる問題を解消しない限り、解決に至らないケースが多いです。
過去への未練・迷い
過去に起きたことで悔しかったことや、迷いがあるとその事柄を夢で見ることがあります。
例えば未練のある別れをしてしまった人物がいるなど、中途半端だったと感じていると何度も夢を見る可能性が高まります。
過去への未練や迷いがあると感じている人は、早めに解決することがおすすめです。
心に強い思いを抱えている
夢は脳の情報整理の意味も兼ね備えています。
目標や強く考えている事柄を夢に見る場合もあるのです。
願望を抱いている人や、ストレスを感じやすい人は注意が必要といえます。
感受性が強い
悩みや過去のトラウマを抱えている人は、感受性が強いともいえるでしょう。
感受性が強い人は、敏感で繊細な心を持っているので、ストレスを感じやすいです。
自分でも気づかないうちにストレスを感じてしまい、夢を見ている可能性もあります。
自分に合ったストレス解消法を身に着けるよう意識してみましょう。
同じ環境で眠っている
特定の環境にいる場合、同じ夢を見ることが多いです。
例えばクーラーが効きすぎていて寒いとき、夢では冷たいプールに入っていたりする場合があります。
寝ているとき身体は休んでいますが、視覚以外の五感は起きています。
目が覚めないようにするためにも、周囲の環境に合わせて外部刺激を脳が処理し、夢を見せる場合があります。
寝るときの環境を変えてみると、同じ夢を見なくなるかもしれません。
前世の記憶の可能性もある?
大きく時代が違う風景や違う性別など、現在の自分とかけ離れた夢を見るという人は、前世の記憶が深層心理にあるからかもしれません。
何度も見る夢が悪夢の場合は、ストレスや不安を無意識に抱えている可能性もあります。
夢の世界で自分が感じていて、伝えようとしているメッセージをくみ取ってみましょう。
何度も夢を見る事は良い事?悪い事?
そもそも夢を見るのは記憶や情報の整理やストレスの軽減を脳がしているためと言われています。
なので何度も夢を見ること自体は悪いことではありません。
ですが一晩のうちに何度も夢を見て起きてしまう、寝た気になれず日中眠くなるなどの影響が出ている場合は眠りの質が落ちている可能性が高いです。
睡眠不足は日中のパフォーマンスを低下させる原因にもなるので、睡眠環境を見直すのもおすすめです。
自分が夢の内容を覚えているときは、浅い睡眠であるレム睡眠であった可能性が高いです。
眠りが浅くなる理由
眠りが浅くなる理由は、主に以下のような例が挙げられます。
- ・ストレスを抱えている
- ・悩みがある
- ・色々なことを気にしやすい
- ・長時間昼寝をしてしまった
- ・深夜まで刺激のある生活をしている(飲食やスマートフォンなどのブルーライトを浴びている)
- ・体調に問題がある
眠りが浅くなる原因として生活環境や、生活習慣の変化が多く挙げられます。
一般的に就職や転職、進学などの環境が変わった人や、苦手な人がいるなどストレスは浅い睡眠になりやすいです。
また日中に昼寝をすることは、パフォーマンスの向上に繋がると言われています。
しかし長時間昼寝をしてしまったり、就寝前の時間に寝てしまうと逆に睡眠の質が低下してしまうので避けましょう。
その他にもスマートフォンやパソコンの普及でブルーライトを寝る直前まで浴びていると、睡眠が浅くなりやすいです。
深い眠りに繋がるように、起きている間の生活習慣を改善することもポイントになります。
浅い眠りの対策方法をご紹介!寝具と睡眠の関係性について
浅い眠りの対策方法としては、以下の2つが挙げられます。
- ・日常のリズムを整える
- ・睡眠時の環境を整える
眠りの質を上げるためにも、自分の生活環境を確認してみましょう。
生活リズムを整える
浅い眠りを改善するためには、日中の生活リズムを整えることが重要です。
- ・朝に日光を浴びる
- ・日中に運動をする
- ・湯舟につかる
- ・眠る前にご飯を食べない
生活リズムを整えるためには昼間に活動することで改善することが多いです。
朝に日光を浴び、体内時計をリセットすると、体内のリズムが整うと言われています。
またデスクワークが主流の人は、運動不足になりやすいです。
自主的に運動をするように意識をすることで、身体が適度に疲労して眠りの質を上げることに繋がります。
そして夜はゆっくりと体を温めると、浅い眠りを改善することができます。
睡眠環境を整える
さらに睡眠の質を上げたいと考えている人は、現在使っている寝具を見直してみるのもポイントです。
その他にも睡眠時の室温など、寝やすい環境の条件を満たしているか確認してみましょう。
- ・室温が合っているか
- ・睡眠に適した服を着ているか
- ・季節や室温に合った寝具を使用しているか
- ・敷布団は体の悩みや体型に合っているか
- ・枕の高さは合っているか
理想的な睡眠環境は、眠っているときにストレスが以下にかからないようにするかがポイントです。
室温が暑すぎたり、季節に合っていない寝具を使っていると、寝冷えをしたり逆に寝苦しくなる原因になります。
朝起きたときに暑くて寝具を蹴り飛ばしていた、という経験がある人は掛け布団が厚いかや、服を沢山着すぎていないかなどチェックしてみましょう。
睡眠時の服でジャージやスウェットで眠っている人は多いかもしれませんが、寝返りや寝汗を吸い取る吸湿性に欠けていることが多く、不快感に繋がりやすいです。
睡眠の質を高めるためにも、睡眠時はパジャマを使用することをおすすめします。
また、現在使用している寝具が古くなっていたり、体型に合っていない敷布団やまくらを使っていると睡眠の質が悪くなりやすいです。
体型や悩みに合わせた敷きふとんやまくらを使うことで、睡眠の質がぐっとあがることがあります。
「自分に合った寝具を選んでほしい」と考えている方は西川のねむりの相談所までご相談下さい。
最適な寝具の提案から、睡眠環境の見直しまでサポートできます。
まとめ
何度も同じ夢を見ることには、心理的な要因があることがわかりました。
【心理的な理由】
- ・葛藤が表れている
- ・過去の経験のトラウマ
- ・過去への未練や迷い
- ・心に引っかかっていることがある
- ・感受性が強い
- ・寝ている環境
- ・前世の記憶の可能性もあるかも
何度も夢を見ることや、夢を見ること自体は記憶の整理ができるので悪いことではありません。
ですが日中の集中力に影響があると、睡眠の質が下がってしまっているので良くないです。
日ごろのストレスや睡眠時の環境を見直してみることも重要になってきます。
もし日ごろの睡眠に悩みがある人は、プロのスリープマスターに頼るのも考えてはいかがでしょうか。