寝る時の暖房はつけない方がいい?メリットとデメリットを知って、快適に過ごそう

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ねむりのコラム

寝る時の暖房はつけない方がいい?メリットとデメリットを知って、快適に過ごそう

ねむりのコラム
公開日2023/11/28
2024/02/01更新日

寝る時の暖房はつけない方がいい?メリットとデメリットを知って、快適に過ごそう
 
寒さが気になってくると、寝るときに暖房をつけるか悩む人もいるでしょう。
しかし、冬場の暖房は乾燥を引き起こし体調不良を起こす原因にもなりえます。
この記事では、寝るときに暖房をつけるメリットやデメリット、暖房をつけなくても暖かく過ごす方法を解説します。
寒さが気になる冬の時期でも、快適に過ごしましょう。
 

寝る時に暖房をつけるメリット


 
まずは、寝るときに暖房をつけるメリットを解説します。
寒い冬では、1日中暖房をつけて過ごす人も少なくありません。
どのようなメリットがあるか理解して、暖房をつけるか検討しましょう
 

  • ・寒さが気にならず寝やすい
  • ・赤ちゃんがいる家庭は便利
  • ・寝るときに厚着の必要がなくなる

 

寒さが気にならず寝やすい

寝るときに暖房をつけると、寒さが気にならず寝やすくなります。
 
暖房がついていない部屋で眠ると、布団から出ている首や顔の寒さが気になります。
冬の時期は布団に入ってからも寒さが続き、なかなか寝付けない人も多いでしょう。
 
暖房をつけて寝ていれば、顔周りの寒さが気にならなくなります。
結果的に、眠りやすくなるでしょう。
 

赤ちゃんがいる家庭は便利

睡眠が成長に大切なのは、赤ちゃんも変わりません。しかし、赤ちゃんは大人より体温調節機能が未熟です。
赤ちゃんが快適に過ごせる空調温度は、大人と変わりません。
 
洋服の脱ぎ着で対応しきれない場合は、部屋に暖房をつけましょう。
寝ている間にずっと、赤ちゃんの様子を見続けるのは困難です。暖房をつけていれば、常に赤ちゃんの状況を心配する必要はなくなります。
親の負担も少なくなり、赤ちゃんと一緒にしっかり睡眠がとれます。
 

寝るときに厚着の必要がなくなる

寝るときの厚着が必要なくなるのも、暖房をつけて眠るメリットです。
寝るときの服装は、熱がこもらない綿やシルク素材がおすすめです。
 
暖房をつけて寝ないために、上着を着たり靴下を履いて寝る人も少なくありません。
眠るときに厚着をすると、深部体温が下がらず寝つきが悪くなります。睡眠の質が下がる原因にもなり、心地よい睡眠が遠ざかるでしょう。
 
寝るときに靴下を履いている場合は、ほかの方法で暖かく眠るのがおすすめです。
靴下を履かなくても暖かく過ごす方法は、下記の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
 


 

寝る時に暖房つけるデメリット


 
つぎに、寝るときに暖房をつけるデメリットを解説します。
暖房をつけて眠ると夜も暖かく過ごせますが、デメリットも存在します。
暖房のデメリットを知って、どのような対策をすればいいか検討しましょう。
 

  • ・乾燥しやすくなる
  • ・使う暖房器具には注意が必要
  • ・電気代が高くなりやすい

 

乾燥しやすくなる

冬場に暖房をつけて寝ると、乾燥しやすくなります。
 
冬は気温が低くなり、空気中に含まれる水分自体が少なくなります。
暖房をつければ部屋は暖まりますが、加湿機能が備わっていないエアコンだけでは湿度が上がりません。
気温が高いにもかかわらず、湿度が上がらないため、乾燥状態を引き起こします。
 
冬の暖房によって、喉を痛めた経験がある人も多いでしょう。
乾燥が続くと、体調不良につながる恐れがあります。
 

使う暖房器具には注意が必要

冬場に暖房をつけたまま眠るなら、使う暖房器具には注意が必要です。
 
暖かく過ごすために、日中であればエアコンやヒーターを併用する場合もあるでしょう。
灯油やガスを使う機器であれば、一酸化炭素中毒にも注意が必要です。
ガス機器は寝るときにつけっぱなしにできず、寝るときに使うならエアコンが安全といえます。
深夜に暖房器具を使う場合は、電気を使い火事になる恐れがない機器を選びましょう。
 

電気代が高くなりやすい

電気代が高くなりやすいのも、冬場に暖房を使うデメリットです。
 
冬場は、夏場に比べて外気と室内の気温が大きくなります。暖房をつけると、夏場よりも電気代が高くなるのがデメリットです。
日中の電気代はもちろん、夜間に暖房をつけっぱなしにすることで夜間にも電気代がかかります。
結果的に電気代が高くなり、家計を圧迫する原因にもなるでしょう。
 
光熱費は、生活する上で月々に必ずかかってくる費用です。
月々にかかる電気代が増えるのは、負担に感じる人も少なくありません。
 

寝る時に暖房を使うおすすめの方法


 
デメリットを理解しても、どうしても暖房を使う必要がある人もいるでしょう。
冬場に暖房を使うなら、使い方に工夫が必要です。
ここでは、冬場に暖房を使う場合の方法を解説します。
 

  • ・エアコンの予約機能を活用する
  • ・湯たんぽや電気毛布を利用する

 

エアコンの予約機能を活用する

寝ている時間にエアコンを使うなら、つけっぱなしにはせずエアコンの予約機能を活用しましょう。
 
エアコンは、タイマーで電源を切る時間や逆につける時間を決められます。
タイマーをつけるときは、布団に入って1時間半後に電源が切れる設定にしましょう。
 
朝起きるときに寒さが気になる人は、起きる1時間前にタイマーを設定しておくのがおすすめです。
起きる前から部屋が暖まり、布団から起きづらくなるのを防げます。
 
また、エアコンをつける場合は、設定温度を低めにしましょう。
強すぎる暖房は、寝ているときに汗をかいて寝苦しくなる原因です。
体温調節が未熟な赤ちゃんがいる場合も、低めの温度設定であれば心配は少なくなります。
 

湯たんぽや電気毛布を利用する

エアコンではなく、湯たんぽや電気毛布を利用しても良いでしょう。
エアコンは加湿せずに室内の温度を上げるため、乾燥状態を悪化させます。
湯たんぽや電気毛布であれば、温めるのは部屋全体ではなく布団の中だけです。
 
湯たんぽや電気毛布は、電源を切っておけば徐々に温度も下がります。
常に暖め続けるわけではないため、睡眠の質を低下させるのも防げます。
 

【重要】寝る時に暖房を使わなくても暖かく過ごす方法

 

 
寝るときに暖房を使わなくても、暖かく過ごす方法は存在します。
暖房をつかわなければ、乾燥や体調不良を気にする必要が減るでしょう。
夜間の過ごし方を工夫すれば、暖かく過ごせます。
 

  • ・寝具にこだわる
  • ・入浴して身体を温めておく
  • ・加湿器を併用する

 

寝具にこだわる

寒さが気になり暖房をつけて寝るか悩んだときは、まず寝具を見直しましょう。
寝具にこだわると、寒い冬に暖かく過ごせるだけでなく、洋服の衣替えと同じく気分が変わります。
 
寒さが気になるときは、掛け布団を新調しましょう。
暖かな掛け布団だけでなく、毛布や掛け布団カバーの利用がおすすめです。
長く使える布団を用意すれば、今年だけでなく来年以降も利用できます。
 
西川では、羽毛布団と組み合わせて使用できるインナーブランケットがございます。
とろけるような肌ざわりが特徴で、薄手のやわらかな素材でありながら汗や湿気を吸って熱に変換する「吸湿発熱わた」を使用しており、温かく心地よい寝床内をつくります。


冬場におすすめの寝具は、こちらのページで紹介しています。

 

入浴して身体を温めておく

夜の入浴時には、シャワーで済ませず湯船につかりましょう。
湯船につかれば、身体全体が暖まります。
寝る前の入浴で身体を暖めておけば、ベッドに入ってからも寒さが気にならず、暖かく過ごせるでしょう。
 
注意点として、寝る直前に入浴するのは避けましょう。
人間は体温が上がった後、下がるタイミングで眠気が起こります。
入浴した直後は眠りにつくまで時間がかかるため、寝る2時間前に入浴を済ませておくのがおすすめです。
 

加湿器を併用する

加湿器を併用すると、冬場も乾燥を気にせず過ごせます。
冬場の湿度は半分の30%程度となりますが、人間に適した湿度は夏も冬も60%程度です。
室内の湿度が上がると、体感温度が高くなるといわれています。
加湿器を併用して部屋の湿度を上げることで、暖房をつけずとも暖かく過ごせるでしょう。
 

寝る時は暖房を切って過ごし方に工夫してみよう


 
寝るときは暖房を切って、過ごし方に工夫しましょう。
暖房をつけて寝ると、乾燥するだけでなく電気代も上がってしまいます。
 
しかし、暖房をつけなくとも暖かく過ごす方法はあります。
寝具を季節に合わせて変えるのは、気軽に試せる上に気分も変わりおすすめです。
 
寒さが気になってきたら、布団カバーを暖かいアイテムにしたり、毛布を併用したりして快適な睡眠を手に入れましょう。
冬の時期におすすめのアイテムは、下記のページでも紹介しています。ぜひご覧ください。
 



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監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

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※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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