靴下を履いて寝ることのデメリット|眠れないときの回避方法

靴下を履いて寝ることのデメリット|眠れないときの回避方法

ねむりのコラム

靴下を履いて寝ることのデメリット|眠れないときの回避方法

ねむりのコラム
公開日2023/01/31
2023/01/31更新日


 
冬場は足が寒くて眠れない、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そのような場合、最初に解決策として思いつくのは靴下を履いて足を温めることかと思います。
ですが、靴下を履いたままで眠ることはデメリットがあることをご存知でしょうか?
この記事では、靴下を履いたまま眠ることの注意点と対策についてご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
 

【結論】靴下を履いて寝るのはデメリットが大きい


 
結論から言うと、靴下を履いて眠るとデメリットが大きいです。
人は寝ているときに足の裏から汗を出して体温を調整しています。
しかし、靴下をはいていると、足の裏から体温調節がうまくできなくなってしまう原因になります。
 

寝る時に靴下を履く際のデメリットとは


 
寝る時に靴下を履くことのデメリットは以下の3点があります。
 

  • ・足が蒸れやすくなり、快眠に繋がらなくなる
  • ・血液の循環に良くない
  • ・体温調節がうまくいかず、睡眠の質が下がる

 
それぞれ詳しく解説します。
 

足が蒸れやすくなり、快眠に繋がらなくなる

寝ている時に靴下を履いていると、汗をかいてしまい蒸れて不快感につながります。
加えて、熱がうまく放出されずこもってしまい、さらに汗をかくという悪循環に繋がってしまいます。
その結果、快適な睡眠につながらず、睡眠の質を下げる原因になってしまうでしょう。
 

血液の循環に良くない

靴下を履いて眠ることは、足の指が自由に動かせなくなることにつながり、足周りの血液の循環が滞ってしまう原因になります。
また、締め付けが強い靴下を履いてしまうと、足元の血管が締め付けられてしまい、血流が悪くなることがあり、冷えの原因になったりむくみにつながるので注意しましょう。
 

体温調節がうまくいかず、睡眠の質が下がる

睡眠の質をあげるには体温を下げることが重要です。
靴下を履いて寝ると足先だけが温まり過ぎてしまい、体温調整が上手くいかず快適に眠ることができなくなる場合があります。
 
また、睡眠中に靴下を長時間はいていると、足の裏に沢山の汗をかきやすくなります。
その結果、体内の熱が過剰に放出されてしまい、逆に体が冷えてしまう場合もあります。
 
睡眠の質が悪いなと感じている人は、靴下以外で暖を取ることを検討しましょう。
 

足が冷えて靴下を履きたい時は


 
それでもやはり足が冷えて眠れなく、靴下を履きたい方は以下の2点に気を付けてみましょう。
 

  • ・綿素材で通気性の良い靴下にする
  • ・就寝前に身体を温めて、靴下で保温しておく

 

綿素材で通気性の良い靴下にする

寝る時に足先が冷えて眠れない人におすすめできる靴下は、綿素材で通気性の良い靴下です。
シルクやコットンなどの天然素材のものは、吸湿性と防湿性に優れています。
寝ている間にかいた汗をしっかり吸収して、拡散することで快適に眠ることができるでしょう。
 

就寝前に身体を温めて、靴下で保温しておく

足冷えで眠れない方は、足を靴下で保温しておき、就寝直前で脱ぐこともおすすめです。
寝る前にお風呂に入り、寝るまでに時間が経つと足が冷えてしまう人などは、寝る直前まで靴下を履いておきましょう。
また、布団の中でも簡単に脱げるような靴下であれば、途中で脱ぐのも楽なのでおすすめです。
 

靴下以外で冷えを解消する方法


 
靴下以外で足の冷えを解消できたら困らないですよね。
靴下以外で足の冷えを防ぐ対策としておすすめできる方法は以下3点です。
 

  • ・レッグウォーマー
  • ・湯船につかる
  • ・布団を温めておく

 

レッグウォーマーを使う

足が冷えて眠れないと感じている人は、靴下のように足全体を覆ってしまう物ではなくレッグウォーマーを使用しましょう。
足首を温めることで、効率よく足の冷えを防ぐことができます。
足のむくみの対策にもなるので、冷えとむくみ両方に悩んでいる人はレッグウォーマーを使うことがおすすめです。
 

湯船に浸かって体を暖める

眠る前に足が冷えて悩んでいる人は、湯船につかって体を温めるようにしましょう。
時間や部屋の構造的にシャワー浴になる場合は、両足にもしっかりシャワーを当てて足首を温めるように意識してみてください。
お手軽に試したい場合は、43℃くらいの熱めのお湯に足だけをつける足浴をするのも効果的です。
足周りは一度冷えると自発的に温まりにくい部分なので、お風呂でしっかり温めるのがポイントです。
 

布団を暖めておく

寝る直前まで電気毛布や湯たんぽ、ふとん乾燥機でふとん内を温めておくこともおすすめです。
暖房をつけることも良いですが、部屋が乾燥してしまうので就寝するときにはスイッチを切るか、タイマー機能を設定しましょう。
低温やけどや火災など事故を防止するためにも寝ている間ずっと使うことは避けましょう。
 

まとめ|効率よく足先を温めて快適な睡眠をとろう


 
今回は寝る時の冷え対策として、靴下を使うことのデメリットについて解説しました。
寝る時に靴下を履くと、汗を上手く発散できず、快適な眠りを妨げる原因になりかねません。
どうしても寝る時に足が冷えてしまう人は以下のことを実行しましょう。
 

  • ・寝る直前まで靴下を履いて保温をしておく
  • ・レッグウォーマーなど靴下以外他のもので足を温める
  • ・どうしても靴下を履いて寝たい場合は天然素材のものを使う

 
自分にあった足冷え対策を取り、快適な睡眠を取れるように工夫をしてみてはいかがでしょうか?

監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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