寝ているときにピクッとおきるのは正式名称がある?原因や予防法を解説!

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ねむりのコラム

寝ているときにピクッとおきるのは正式名称がある?原因や予防法を解説!

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公開日2023/08/28
2023/08/28更新日

寝ているときにピクッとおきるのは正式名称がある?原因や予防法を解説!
電車やオフィスで居眠りしているときに、体がピクッとして起きる経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
起きたときの驚きで目を覚ますことが多いこの現象は、「ジャーキング」という名前があります。
 
この記事では、ジャーキングの原因や予防方法をご紹介します。
気持ちよく寝ているときに起きないよう、原因を理解していきましょう。
 

寝ているときにピクッとなるのはジャーキング!


 
寝ているときに体がピクッとなるのは、「ジャーキング」と呼ばれる現象です。
病気ではなく、自分の意思とは関係なく身体が動く、不随意運動といわれる生理現象のひとつになります。
 
性別や年齢に関係なく起こるため、成人の7割程度の人は経験したことがあるようです。
また、ジャーキングは人間だけに起こるわけではなく、犬や猫といった動物にも起こります。
 
ジャーキングが起こり寝ているときに体が痙攣したことで、電車の中で隣の人にぶつかったり近くの物を倒してしまったりした人も多いようです。
しかし、ジャーキングが起きる原因は、はっきりとはわかっていません。
 
入眠時にも睡眠時にも起こる現象ですが、どちらも筋肉の緩みで脳が「高いところから落下している」と勘違いして、筋肉の痙攣を引き起こしていると考えられています。
 

ジャーキングが起こる原因は?


 
電車の中や会社の休憩中に寝ているときに、ピクっとして恥ずかしい思いをした人は少なくありません。
 
はっきりと原因がわからないジャーキングですが、どのような理由で起きると考えられているのでしょうか。
ジャーキングの原因を知って、改善方法を考えてみましょう。
 

不自然な姿勢で寝る

ジャーキングを経験した人の多くは、机に突っ伏して寝ていたりソファで窮屈な体勢で寝ていたりして経験した人が多いようです。
不安定な姿勢のまま眠りに入り、筋肉が弛緩することで、脳が「身体が倒れているか転んでいる」と勘違いして、痙攣を起こしていると考えられています。
 
入眠時に大きな物音を聞いたときや眩しい光を浴びたときも、ジャーキングが起こりやすい状況です。
睡眠中にジャーキングが起きるときは、落下している夢を見ていることで、脳が錯覚を起こして痙攣を起こしていると考えられています。
 

疲れが溜まっている

身体や精神に疲れが溜まっているときも、ジャーキングが起こりやすい状況です。
疲れが溜まると熟睡できず、寝ているのに脳は起きているという状況になります。
その結果、脳が誤った指令を出し、ジャーキングを引き起こしていると考えられているようです。
 
また、就寝直前に筋トレやジョギングなどの激しい運動を行い、疲れが溜まっている可能性もあります。
適度な運動は睡眠の質を向上させる効果がありますが、就寝直前に激しい運動はおすすめできません。
就寝前に運動をするなら、ストレッチやヨガをメインとして心拍数が上がらない運動を選びましょう。
 

栄養不足の可能性も

忙しいときに引き起こしがちな栄養不足も、ジャーキングの原因になる可能性があります。
栄養不足が起こると身体に必要なエネルギーが足りず、食事によるストレス解消もできません。
 
食事によるストレス解消が望めないと、精神的な疲れを引き起こす理由のひとつになりえます。
忙しくともしっかり食事をとる時間を作り、ストレスを溜めないようにするのがおすすめです。
食事をとるときは、偏りなくバランスのいい食事をとるよう意識しましょう。
 

ジャーキングを予防するにはどうしたらいい?


 
原因がわからないからといって、ジャーキングが予防できないわけではありません。
ジャーキングは、日々の過ごし方で予防できる可能性があります。
普段の生活を意識的に改善して、ジャーキングの予防を目指しましょう。
 

覚醒作用のあるアイテムを避ける

ジャーキングの予防には、覚醒作用のあるアイテムを避けることが大切になります。
覚醒作用のあるアイテムとは、アルコール・カフェイン・ニコチンが入ったアイテムです。
 
アルコールは眠りやすくなるイメージがありますが、睡眠の質を下げる効果があります。
利尿作用もあり夜中にトイレで起きてしまうことも増え、眠りが浅くなってしまうのがデメリットです。
 
カフェインに覚醒作用があるのは、知っている人も多いかと思いますが、ニコチンにも同様の効果があります。
ニコチンが体内に残存する時間は長く、就寝2時間前に喫煙したとしても睡眠には影響します。
眠る前だけでなく夜間は、喫煙を避けると質のいい睡眠につながるでしょう。
 

規則正しい生活をする

日々の生活リズムが乱れている人は、規則正しい生活を心がけましょう。
朝起きたときはまずカーテンを開けて陽の光を浴び、体内時計をリセットするのがおすすめです。
 
起きる時間や寝る時間の睡眠リズムを保つことが大切で、休みの日に過度に睡眠時間を増やすのはおすすめできません。
休みの前の日も夜更かしはせず、睡眠リズムが崩れないように注意しましょう。
翌日たくさん眠れるからと夜更かししてしまうと、翌日以降のリズムが崩れてしまう原因になりえます。
 
食事の時間を同じ時間帯に済ませるのも、生活リズムを整えるポイントです。
朝食を抜いたりせず、3食しっかり食べることを意識してください。
 

リラックスできる過ごし方を意識

アロマセラピーや音楽など、リラックスできる過ごし方を意識するのも大切です。
筋肉の緊張をほぐしたり、気持ちを落ち着かせるのに適したアロマを選んでみましょう。
香りによっては脳を活性化させる可能性もあるため、睡眠を妨げる香りは避けるのがおすすめです。
 
リラックスできる方法なら、日常的に適度な運動を取り入れ、入浴時には湯船に浸かる、寝る前に温かい飲み物を飲むのも効果的です。
寝る前に飲み物を飲む場合は、カフェインの入った飲み物を避け、ホットミルクや白湯がおすすめです。
程よく身体が温まり、眠りにつきやすくなります。
 
どんなことをしたら自分がリラックスできるか知っておくと、日々のストレスも解消しやすくなります。
 

ジャーキングを予防して、快適な睡眠をとろう!


 
睡眠時に身体がピクッとして起きてしまう現象は、「ジャーキング」と呼ばれています。
ジャーキングは病気ではありませんが、心地よい睡眠をとりたいときには起きてほしくありません。
 
ジャーキングの原因は、不自然な姿勢で寝ていることや、精神・身体の疲れが溜まっているからと考えられています。
日々の生活で覚醒作用のあるアイテムを避けたり、リラックスして過ごすことで予防が望めます。
 
快適な睡眠をとるためにも、睡眠の質を意識した行動をしましょう。

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監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

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※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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