「冬は乾燥して寒いから、加湿器をつけて眠る」という方も多いのではないでしょうか。
寝室が乾燥していると、寒さを感じやすくなり快適に眠れなくなります。
そのような場合は加湿器を使って湿度を快適な状態にして眠ることがおすすめです。
加湿器を使うのであれば、快適に睡眠できるように使用したいですよね。
今回は加湿器を使うメリットやおすすめの使い方をご紹介します。
目次
睡眠時の加湿器の湿度は45〜55%に設定
寝る時に加湿器を使うことによるメリットをご紹介します。
- ・のどや肌の乾燥を防ぐ
- ・部屋の温度が上がる
それぞれ詳しく紹介していきます。
のどや肌の乾燥を防げる
寝る時に加湿器を使うことで、のどや肌の乾燥を防ぐ効果があります。
朝起きた時に喉が痛い人や、肌が乾燥していると感じる人は、加湿器をおいた方がいいでしょう。
空気が乾燥していると、ウイルスや雑菌が活性化してしまうので、冬は風邪をひきやすいと言えます。
また良い睡眠を保つには、45~55%くらいの湿度に保つことがポイントです。
加湿器を使うことで、必要な湿度を保つことができます。
部屋の温度が上がる
人が快適と感じられる環境は、温度と湿度のバランスで決まります。
冬場寒くて寝にくい人は加湿器を使うことで、湿度が高くなると室内での体感温度があがります。
快適に過ごせる湿度を保てていると、体感温度もあがり寒くて眠れないなどの悩みが減るでしょう。
寝る時に加湿器を使う際の注意点
加湿器を使う際に一番注意しなければいけないポイントはカビです。
湿気が多い環境はカビがすごすにも快適な環境です。
以下で詳しく解説します。
結露でカビの原因になる
寝る時に加湿器を使うデメリットは、結露が発生するのでカビの原因になる点です。
結露によるカビを防ぐ方法は、つけたままで放置しないことです。
結露が発生すると、カビ以外にも雑菌の繁殖の原因になります。
加湿器を使って眠る場合は、湿度によって自動調節できる加湿器がおすすめです。
電子機器や本・家具に影響が出る
水分に弱いものがあると、劣化の原因になります。
水分に弱い電子機器や本、家具の横で加湿器を使うのは避けましょう。
羽毛ふとんなど、寝具も水分を含みすぎるとカビなどの原因になります。
加湿器と水分に弱いものは近づき過ぎないように注意しましょう。
寝る時に加湿器を使う際のポイント
加湿器を使う時のポイントは3点あります。
- ・蒸気は顔に当たらないようにする
- ・日中は換気する
- ・就寝時にタイマーを使う
快適に加湿器を利用するためにもチェックしておきましょう。
蒸気が顔に当たらないようにする
蒸気が顔に当たってはいけない理由は、加湿器の水分の粒子が顔に浸透するほど細かくないためです。
美顔器やスチーマーとは違うので、放出している水分の粒子が大きいので注意しましょう。
枕元の近くに加湿器を置く場合は、顔に当たらない位置に設置するのがポイントです。
日中は換気をする
加湿器を効率よく使用するポイントは、日中に換気をすることです。
なぜかと言うと寝室の湿度が上がると、寝具などにカビが発生する可能性があるためです。
加湿器を使用して、湿度が上がりすぎた場合などは適度な換気をしましょう。
基本的に寝具は、カビに弱いです。
カビからアレルギーになる場合もあるので、加湿器を使うときは換気もセットと考えましょう!
就寝時はタイマーを使う
朝窓辺の結露がすごいなど悩みがある方は、加湿器のタイマー機能を使うことがポイントです。
加湿器をつけっぱなしにして朝を迎えるなど、加湿器をつけたままにしておく人もいるでしょう。
加湿器のみを付けたままにしておくと、朝方は室温が下がるので結露の原因になります。
加湿器を買うことを検討している人で、結露が気になる人はタイマー付きを選びましょう。
寝る時に加湿器を使う際の注意点
寝る時に加湿器を使う際の注意点を3つご紹介します。
- ・水は毎日入れ替える
- ・加湿器のこまめな掃除
- ・窓の近くには置かない
以上について詳しく解説いたします。
水は毎日入れ替える
タンクに入れている水は、毎日入れ替えるようにしましょう。
なぜかというと、同じ水をずっと使い続けると、タンク内で細菌やカビが繁殖する可能性があるためです。
タンク内の細菌やカビを加湿器が放出することになるので、衛生的にも良くないでしょう。
そのためタンクの水は毎日使い切るか、毎日入れ替えましょう。
加湿器はこまめに掃除する
加湿器の掃除を怠るのは良くないです。
加湿器の内部は常に水分がある状態になるため、加湿器内の湿度はカビや細菌の住みやすい状態になってしまいます。
加湿器はこまめに掃除し、清潔に保つことが大切です。
窓の近くにはおかない
加湿器を窓の近くに置くのは結露やカビの原因になるため良くありません。
窓際は外気との距離が近く、窓やカーテンにカビが発生する原因になります。
快適な睡眠と同時に、家具や寝具のカビ対策にも窓の近くに置くことは避けましょう。
寝る時の乾燥を加湿器以外で防ぐには
寝る時に加湿器を使うメリットやポイントをご紹介しました。
「いまいち良さがわからない」
「加湿器を買うほどではない」と言う方は以下のことを実践してみましょう。
- ・マスクをつけて寝る
- ・水が入ったボウルを置く
- ・洗濯物を室内で干す
それぞれ詳しく紹介します。
マスクをする
寝る時にマスクをつけて寝ることは、口の蒸気をマスクの中に停滞させることができます。
そのため部屋の空気は冷たくても口の中の乾燥を防ぐことができます。
朝起きた時の口の乾きや喉の痛みに悩んでいる方は、マスクをして寝てみましょう。
水を入れたボウルを置く
部屋の広さ的にも加湿器を置くほどではないなと言う方は、水を入れたボウルを置くことがおすすめです。
水を入れたボウルを室内に置くことで、暖房をつければ水分の蒸発が促され、部屋を簡易的に加湿することができます。
寝室と生活空間が同じ家に住んでいる方や、蒸気に弱い家具や家電から加湿器を離して置けないという方はボウルを置くのがおすすめです。
室内干しをする
簡易的に室内の湿度を上げたいという場合、洗濯物を室内に干すことも効果的です。
部屋干しすると洗濯ものに浸透していた水分が蒸発します。
そのため簡易的に室内の湿度が上昇するので、乾燥を防ぐことができます。
室内干しで発生するにおいが気になるという方は、室内干しでの臭いを防ぐ洗剤を活用してみましょう。
寝る時は加湿器を使って快適に睡眠を取りましょう
今回は寝る時の乾燥を防ぐために、加湿器を効率よく使うためのポイントを紹介しました。
快適な睡眠時間を過ごすには、温度だけではなく。湿度も重要になります。
朝起きたときにのどが痛い、冬は乾燥で部屋が温まりにくく寝つきが悪い、という人は加湿器を使って快適な睡眠を取りましょう。