食べてすぐ寝るのは、どうしていけないの?
おなかが満腹でも空腹でも、良い眠りにはつながらないのです。それは寝ている間も胃が消化活動を続けているから!
食べた後に寝てしまっても、胃は消化活動を続けるため、脳が興奮してなかなか寝付くことが出来なかったり、浅い眠りになってしまいます。
また、夜間は食物の消化・吸収に使われる消化酵素が減少するため、
消化しきれなかった食物が胃に残り、翌朝胃もたれしてしまったりと健康面にも悪影響が。
逆に空腹は空腹で、脳が覚醒してしまい眠れなくなるそう。
お腹が減って眠れない、という状態です。
食事は寝る2~3時間前に!
良い睡眠のためには、寝る2~3時間前までに食事を済ませるよう心がけることが理想。
消化に時間がかかる肉や揚げ物などはできるだけ避け、
魚・豆・卵といった良質なたんぱく質を摂るのがいいそうです。
どうしても食べてすぐ寝るのが続く場合は?
忙しい社会人にとっては、食事をしてすぐ寝るという人も少なくないと思います。
食事と寝る時間が近くなってしまう場合は、ラーメン、焼き肉、インスタント食品など
油っこい食事を避け、おかゆや雑炊、うどんといった消化に良いものを意識して食べると、
お腹も満たされ睡眠の邪魔もしないのでおすすめです。
また、どうしても小腹がすいて眠れないときなどは、ホットミルクやハーブティーなどがいいそう。
温かい飲み物で空腹感もやわらぎ、カフェインが入っていないので安眠できるのだそうです。