オーダーメイド枕に興味を持っていても、効果があるのかわからず、行動に移せない人もいるのではないでしょうか。オーダーメイド枕は市販の枕よりも自分に合った枕が作れるため、快適な睡眠につながる可能性があります。
ただし、オーダーメイド枕を作る際は注意点もあるため、理解しておくことで後悔する可能性を減らせるでしょう。
この記事では、オーダーメイド枕で得られる効果や作る際の注意点を解説します。
目次
オーダーメイド枕で得られる効果とは?
オーダーメイド枕を利用することで得られる効果は、以下の3つです。
- ・自分の体に合った枕で睡眠がとれる
- ・長期間利用できる
- ・好みの中材で枕を作れる
オーダーメイド枕を製作するメリットを理解したうえで、自分に必要なのかを判断しましょう。
自分の体に合った枕で睡眠がとれる
オーダーメイド枕は、製作する際に自分の体を測定し、試し寝もおこないます。枕の高さや硬さは人によって好みが異なるため、市販品ではすべてを兼ね備えているとは限りません。
オーダーメイド枕であれば、枕の高さや中の素材は自分の好みに合わせて変えられるうえ、購入後に違和感を覚えた際はメンテナンスが依頼できます。自分の体に合った枕を選べば、睡眠に必要な寝返りもうちやすくなり、快適な睡眠が得られる可能性が高まります。(※1)
長期間利用できる
オーダーメイド枕は、購入後もメンテナンスをおこない、長く利用できるものが多くあります。
枕は長期間利用していると、中の素材がへたってしまい、高さが低くなる可能性があります。ほかにも、使用者の体型に変化が出て、枕が合わなくなる可能性もあるでしょう。
市販品の枕の場合、枕の高さが合わなくなったのであれば、再度購入しなければなりません。一方で、オーダーメイド枕であればメンテナンスで改善する可能性があり、長く使用できます。
好みの中材で枕を作れる
オーダーメイド枕を購入すれば、中の素材は自分の好みに合わせて選べます。
枕の寝心地や硬さは中の素材によって変わるため、好みの中材を見つけられれば、快適な睡眠に近づきます。ただし、オーダーメイド枕のメーカーによって用意されている素材は異なり、確実に好みのものがあるとは限りません。
以前使用していた枕で好みの寝心地のものがあれば、使用されている中材を確認しておくことで、好みの寝心地の中材を見つけられる可能性があります。
オーダーメイド枕を作る際の注意点
オーダーメイド枕は自分の体に合わせた枕を作れる、好みの中材を選べるなどのメリットがある一方で、デメリットも存在します。オーダーメイド枕を作るデメリットを理解していなければ、後悔する可能性もあるため注意しましょう。
ここからは、オーダーメイド枕を作る際の注意点を解説します。
市販の枕よりも高価になりやすい
オーダーメイド枕は、市販の枕に比べると高価になりやすい傾向があります。
量販店で販売されている枕であれば、数千円で購入が可能です。一方で、オーダーメイド枕を製作する際は1〜3万円程度かかる場合が多く、市販の枕に比べれば費用が高くなります。長く使えるとわかっていても、数万円の出費となるため悩む人は多いはずです。
また、オーダーメイド枕の料金はアフターケアの長さや中材によって高騰する可能性もあり、結果的に予算オーバーする可能性もあります。
購入店舗によっては手元に届くまで時間がかかる
オーダーメイド枕は自分の体を測定し、数値に合わせた枕が製作されます。店舗で枕の製造をおこなっていない、インターネットで注文するなどの場合は、手元に届くまでに時間がかかるでしょう。
オーダーメイド枕は実際に自宅のマットレスで使用してみないと、本当に合っているかがわかりません。だからこそ、手元に届く際に時間がかかると、メンテナンスでさらに時間がかかり、するに納得いく仕上がりにならない可能性もあります。
採寸時のマットレスで寝心地が変わる可能性がある
オーダーメイド枕は、採寸時のマットレスによって、寝心地が変わる可能性があります。
採寸時は店舗に用意されたマットレスを使用するものの、素材や硬さは自宅のものと同一ではありません。実際に完成した枕を自宅で使用した際に合わなければ、調整する必要があります。
メンテナンスするならば店舗へ足を運ぶ必要があるため、時間も手間もかかってしまうでしょう。
効果的なオーダーメイド枕を作る方法とは?
オーダーメイド枕は高い買い物だからこそ、効果的なものを作りたい人が多いはずです。オーダーメイド枕を作る際は、以下3つを基準に業者を選びましょう。
- ・アフターフォローが可能な業者を選ぶ
- ・中材の種類が豊富な業者を選ぶ
- ・実際に計測してくれる店舗を選ぶ
アフターフォローが可能な業者を選ぶ
オーダーメイド枕の業者、基本的にはアフターフォローがついている場合が多いです。そのなかでも、長期的なアフターフォローが可能な業者を利用することで、満足いく買い物になる可能性があります。
たとえば、アフターフォローの期間が長い業者を選べば、その分長く枕を使用できます。アフターフォローの長さは同じ業者でもプランによって異なる可能性があるため、予算に合わせて選ぶ方法もおすすめです。
中材の種類が豊富な業者を選ぶ
中材の種類が豊富な業者を選べば、自分の好みの寝心地に合った枕を選びやすくなります。たとえば、羽毛や低反発ウレタンフォームを利用すれば、やわらかい枕になります。ほかにも、高反発ウレタンフォームやパイプを中材にした場合、硬めの寝心地の枕になるでしょう。
枕の素材はそばがらや粒わたなどさまざまであり、お手入れのしやすさも変わります。衛生面が気になる場合は丸洗いが可能な素材を選ぶことで、満足度が上がるでしょう。
実際に計測してくれる店舗を選ぶ
近年はインターネットで購入できるオーダーメイド枕もありますが、なるべく実際に計測してくれる店舗を選びましょう。
ネット注文では年齢や体重などのデータをもとに枕を作られますが、実際にプロが計測するわけではありません。そのため、正しく計測できていない可能性や、首・頭の高さまでを計測できないため、ぴったりの枕を作りにくくなります。
枕の素材も実際に試せないことから、届いてみたら好みではない可能性もあります。
効果的なオーダーメイド枕を作る5つのステップ
オーダーメイド枕に興味があっても、どのような流れで作られるのかがわからず、不安に思う人もいるのではないでしょうか。
nishikawaで効果的なオーダーメイド枕を作る際は、以下5つのステップで進みます。
- 専門スタッフによるカウンセリング
- 後頭部や首の高さを計測
- 好みの中材を選ぶ
- 店舗のマットレスを使用しフィッティング
- 自宅へ持ち帰り、調整が必要かをチェックする
nishikawaでは購入から1年間は無料で何度でも調整できるため、気になる部分があればぜひ相談しましょう。
nishikawaでオーダーメイド枕を作る際の詳細は、以下のページで解説しています。
効果的なオーダーメイド枕作りならねむりの相談所がおすすめ
オーダーメイド枕は高い買い物のため、失敗したくない人も多いのではないでしょうか。効果的なオーダーメイド枕を作りたいと考えているならば、ねむりの相談所を利用しましょう。
ねむりの相談所には睡眠の知識が豊富なスリープマスターが在籍しており、使用している寝具に合わせて最適な枕の提案を受けられます。また、寝室環境やマットレス・掛け布団などの相談も併せておこなうことで、睡眠環境全体の改善も図れます。
自分ひとりで悩まず、まずはぜひ相談してみてください。
オーダーメイド枕の効果でより良い睡眠を手に入れよう
オーダーメイド枕は、市販の枕よりも高さや硬さが自分に合っており、活用することで快適な睡眠を得られます。オーダーメイド枕の効果を高めるためにも、中材の豊富な店舗やアフターフォローが充実している業者を利用することがおすすめです。
また、自分に合った枕がわからない場合には、ねむりの相談所の利用も検討しましょう。睡眠知識が豊富なスリープマスターの意見を聞けば、オーダーメイド枕の必要性が理解でき、自分にあった枕が見つかります。
オーダーメイド枕を活用して、より良い睡眠を手に入れましょう。
【参考】
※1 快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係