マスクして寝るとどうなる?就寝時のマスクの選び方も解説!

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ねむりのコラム

マスクして寝るとどうなる?就寝時のマスクの選び方も解説!

ねむりのコラム
公開日2023/10/20
2024/02/01更新日

マスクして寝るとどうなる?就寝時のマスクの選び方も解説!
 
空気が乾燥してくると、喉を乾燥から守るためにマスクをして寝る方法を選択する人もいます。
日中の生活では違和感のないマスクは、睡眠時につけるとどのような効果があるかご存じですか?
 
この記事では、マスクして寝るメリットやデメリット、就寝時におすすめのマスクを選ぶ方法を解説します。
就寝時に適切なマスクを選び、心地よい睡眠を手に入れましょう。
 

マスクして寝る3つのメリット


 
はじめに、マスクして寝るメリットを3つご紹介します。
マスクして寝るのは、慣れない方には違和感があり抵抗を感じる方もいるでしょう。
しかし、マスクして寝れば睡眠時の気になる部分を解消できます。
 

  • ・肌や唇を乾燥から守る
  • ・睡眠中のホコリや花粉の吸い込み防止
  • ・身体の冷えを予防

 

肌や唇を乾燥から守る

マスクをして寝ると、肌や唇を乾燥から守る効果があります。
 
寒さや暑さの厳しい季節は、就寝時にエアコンをつけて寝る方も少なくありません。
エアコンをつけたまま寝てしまい、朝起きたら喉の乾燥が気になる経験をした方も多いのではないでしょうか。
 
マスクして寝ると、自分が吐いた息がマスクの中にこもります。
口周りの湿度が高くなるとともに、呼吸のたびに湿度の高い空気を吸うため、喉の乾燥も防げます。
 

睡眠中のホコリや花粉の吸い込み防止

睡眠中のホコリや花粉の吸い込み防止にも、マスクは効果的です。
寝ている間に布団のホコリや、空気中の花粉を吸い込み、朝鼻のつまりが気になる方も少なくありません。
鼻のつまりが起こると、口呼吸が多くなりいびきが起きる可能性もあります。
マスクして寝ると、ホコリや花粉を吸い込みづらく、衛生的に過ごせます。
 

身体の冷えを予防

空気の冷たい時期は、マスクをつけると身体の冷えを予防する効果もあります。
 
首から下の身体は布団に入っていても、顔周りはふとんから出ており寒さが気になる方も多いでしょう。
呼吸で冷たい空気を吸うと、布団の中で温まった身体も冷えてしまいます。
 
マスクして寝ると、自分の呼吸で温まった空気を吸えるため、身体の冷えを予防できます。
 

マスクして寝る3つのデメリット


 
マスクして寝るのは、メリットもありますが人によってはデメリットが存在します。
試してから後悔をしないよう、事前に注意しておきましょう。
 
マスクして寝るデメリットは、以下の3つです。
 

  • ・睡眠の質に影響が出る
  • ・肌荒れの原因になり得る
  • ・息苦しさを感じる

 

睡眠の質に影響が出る

マスクをつけて寝ると、耳にかけるゴムや顔周りにマスクが触れているのが気になり、睡眠が浅くなる方もいます。
マスクをつけたことで夜中に起きる回数が増えるのであれば、深く眠れず、睡眠の質に影響が出てしまうのでしょう。
 

肌荒れの原因になり得る

マスクをして寝ると、肌荒れの原因になる可能性もあります。
マスクをして寝ると、マスクなしで寝るときよりも寝返りで起きる摩擦が多くなります。
摩擦が多くなると、肌が敏感な方は荒れやすくなるでしょう。
 
1日だけであれば気にならなくとも、毎日続けると肌の負担が増えていきます。
マスクして寝るときは、肌の様子をみながら試すのがおすすめです。
 

息苦しさを感じる

日中にマスクをしていても、息苦しさが気になる方は少なくありません。
同じように、睡眠時にも息苦しさを感じる可能性があります。
 
マスクをして息苦しさを感じるときは、マスクの通気性がよくなく、サイズが小さいのかもしれません。
通気性に優れたマスクを使用するか、顔にぴったり張り付くサイズを選ぶのはやめておきましょう。
 

寝るときにつけるマスク、4つの選び方


 
寝るときにつけるマスクは、日中外で使っているマスクとは別のマスクに変えたほうが、睡眠の邪魔になりません。
ここでは、寝るときにつけるマスクを選ぶ方法を4つご紹介します。
自分が寝やすいと感じるマスクを探してみましょう。
 

  • ・肌に優しい素材を選ぶ
  • ・少し大きめのサイズを選ぶ
  • ・紐の長さが調節できると便利
  • ・寒さ対策ならネックウォーマー一体型もおすすめ

 

肌に優しい素材を選ぶ

マスクして寝るときは、肌に優しい素材で作られたマスクを利用しましょう。
 
普段外で使っている人が多い不織布は、化学繊維を材料にしている場合が多く、肌荒れのリスクが伴います。
通気性も布マスクに比べると低く、息苦しさを感じやすくなるでしょう。
 
マスクして寝るときは、コットンやシルクの肌に優しい天然素材で作られたマスクがおすすめです。
 

少し大きめのサイズを選ぶ

マスクのサイズは、少し大きめのサイズを選ぶと、寝るときも邪魔になりません。
マスクのサイズが小さいと、マスクが口に密着して寝苦しさの原因になります。
サイズが小さいため、耳にかけるゴムにもゆとりがなく、痛くなりやすくなるでしょう。
少し大きめのサイズを利用すると、口周りの空間に余裕が出て、息もしやすく、ゴムの痛みも軽減できます。
 

紐の長さが調節できると便利

紐の長さが調節できるマスクも、寝るときにつけるマスクとしておすすめです。
マスクによっては、紐にアジャスターがつき、自分に合わせてサイズ調整できるマスクが販売されています。
アジャスターを緩めると、紐にゆとりがでて耳が痛くなりづらくなるのがメリットです。
紐の長さを少し長めに調整して、寝るときにマスクが邪魔にならないようにしましょう。
 

寒さ対策ならネックウォーマー一体型もおすすめ

寒さが気になりマスクして寝る方は、ネックウォーマー一体型もおすすめです。
マスクの中には、口周りだけでなく首元まで布地があるネックウォーマー一体型のマスクも存在します。
ネックウォーマー一体型のマスクであれば、冬の寒さから身体を守り、暖かく過ごせるでしょう。
肌に優しい素材で作られた、ネックウォーマー一体型のマスクも販売されているため、寒さが気になる方はぜひ試してみてください。
 

子どもはマスクをして寝るのは避けよう


 
子どもは、マスクして寝るのは避けておきましょう。
屋外でも使用する不織布のマスクは機密性が高く、幼児には息がしづらいと感じる可能性が高まります。
布製のマスクも、寝ているときに嘔吐が起きると、幼児では窒息する危険性が否定できません。
大人が隣に寝ていても、夜間に何かあれば気づかない可能性があります。
子どものうちは、マスクをつけて寝かせないのが安心です。
 

就寝時のマスクは自分にあったアイテムを探そう


 
マスクして寝るのは、肌や唇を乾燥から守り、身体の冷えを予防する効果が期待できます。
しかし、肌荒れの原因になり、睡眠の質を下げる可能性も否定できません。
 
寝るときにマスクをつけたい場合は、肌に優しい素材でできたマスクで、少し大きめのサイズを選びましょう。
自分にあったマスクを探して、睡眠時の邪魔にならないようにするのがおすすめです。

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監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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