枕が上にずれる原因は4つ!対策を知って快適な睡眠につなげよう

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ねむりのコラム

枕が上にずれる原因は4つ!対策を知って快適な睡眠につなげよう

ねむりのコラム
公開日2025/04/27
2025/04/28更新日


 
枕が上にずれている状況で眠っていると、起床時の倦怠感や睡眠時にいびきなどの不調につながります。
 
枕が上にずれる原因はさまざまのため、状況に合わせた対策が必要です。
 
この記事では、枕が上にずれることで起きる不調や、原因を解説します。
 
心地よい睡眠を手に入れるために、自分の改善するべきポイントを理解しましょう。
 
なお、対策をしても枕が上にずれる状況が変わらなければ、睡眠のプロへの相談も視野にいれましょう。
 

枕が上にずれると起きる不調


 
枕が上にずれると起きる不調は、以下の3つです。
 

  • ・肩こりや首こり
  • ・起床時の倦怠感
  • ・睡眠中のいびき

 
自分に当てはまる不調がないかを振り返り、睡眠時の状況を把握しておきましょう。
 

肩こりや首こり

枕が上にずれることで頭を支えるものがなくなり、肩こりや首こりが発生する可能性があります。
 
成人の頭の重さは約4〜6kgあると言われており、体のなかでも重い部位です。(※1)
 
枕がなければ頭の重さを首で支えてしまうため、首やつながっている肩に負担がかかり、不調を引き起こす可能性があります。
 
寝方によっては腰にも負担がかかり、起床時の体の痛みにつながります。
 

起床時の倦怠感

1日を気持ちよくスタートするためにも、起床時の倦怠感を避けたい人は多いはずです。
 
枕が上にずれると、頭の重さを肩や首で支えてしまい、負担がかかります。
 
体に負担がかかった状態ではぐっすり眠れず、起床時の倦怠感につながる可能性があります。
 
起床時に倦怠感が残ると、すっきり目覚められず二度寝や体調不良にもつながる可能性があるでしょう。
 

睡眠中のいびき

睡眠中に枕が上にずれると、あごが下がってしまい、気道が狭くなります。
 
気道が狭まれば呼吸のしにくさにつながり、睡眠中のいびきを引き起こす可能性があるでしょう。
 
一方で、頭が完全に枕から落ちれば後頭部が下がるため、口が開いてしまいます。
 
口が開いた状態では口呼吸をしやすくなるため、結果的にいびきを引き起こしやすくなるでしょう。
 

枕が上にずれる4つの原因とは?


 
枕が上にずれる原因は、以下の4つが考えられます。
 

  • ・枕が自分の体に合っていない
  • ・ほかの寝具との組み合わせが悪い
  • ・頭を乗せる位置が悪い
  • ・寝相が悪い

 
自分の状況にあった原因がないかを考え、解決方法を見つけましょう。
 

①枕が自分の体に合っていない

枕が自分の体に合っていないと、寝心地の悪さから無意識に枕を避けてしまう可能性が考えられます。
 
枕が自分の体に合っていない状況とは、枕が高すぎる、低すぎるなどです。
 
ほかにも、枕のサイズが小さければ、寝返りのタイミングで上にずらしてしまっている可能性が考えられます。
 
楽な姿勢を探して寝返りをうつうちに、徐々に枕が上にずれ、最終的には枕から頭が落ちてしまうのです。
 

②ほかの寝具との組み合わせが悪い

枕とほかの寝具の相性が悪ければ、寝返りのタイミングですべって、上にずれてしまうケースがあります。
 
たとえば、枕カバーやシーツがどちらもすべりやすいサテンやシルクなどを使用していると、ずれてしまう傾向があります。
 
ほかにも、表面がさらさらしている接触冷感の寝具はすべりやすい傾向があるため、寝室の寝具を見直しましょう。
 

③頭を乗せる位置が悪い

枕に頭を乗せるときに、位置が低すぎれば、それだけで頭が落ちやすくなります。
 
枕の下の部分に頭を乗せることで、首とマットレスの間に隙間が生まれてしまい、体に負担をかける可能性もあります。
 
枕に頭を乗せるときは、下の部分が肩に触れる程度を意識しましょう。
 
なお、枕の下の部分に頭を乗せると落ちてしまいそうな場合は、使用している枕自体が小さすぎる可能性が考えられます。
 

④寝相が悪い

寝相が悪いと手で動かしたり、寝返りで枕のない位置に移動してしまったりして、枕がずれてしまいがちです。
 
人間は寝ている間に何度も寝返りをうつため、そのタイミングで枕をずらしてしまうのです。
 
寝相で枕をずらしてしまうときは、なるべく滑りの悪い素材を利用することで枕の位置が変わりにくくなります。
 

枕が上にずれるときの対策


 
枕が上にずれるときは、原因に合わせて対策を考えましょう。適切な対策を立てることで、枕が上にずれにくくなり、快適な睡眠につながります。
 
ここからは、枕が上にずれるときの対策を解説します。
 

  • ・滑り止めシートを活用する
  • ・寝具との相性を見直す
  • ・自分に合った枕に買い替える

 

滑り止めシートを活用する

枕が上にずれてしまうときは、枕の下に滑り止めシートをいれましょう。
 
滑り止めシートを活用することで枕が上にずれにくくなり、寝返りのタイミングや寝相によって頭が落ちてしまう可能性を減らせます。
 
滑り止めシートは100均でも販売されているものの、自宅にあるもので対応したい人はバスタオルもおすすめです。
 
畳んだバスタオルを枕の下におくだけでも、シーツとの摩擦で上にずれにくくなります。
 

寝具との相性を見直す

すべりやすい枕カバーやシーツを利用している人は、別のアイテムに買い替える方法があります。
 
すべてを一度に交換しなくても、シーツだけ・枕カバーだけと対応すれば、改善される可能性があります。
 
冬場は起毛素材、夏場は麻やコットンの製品を選べば、すべりにくく快適に眠れるでしょう。ほかにも、滑り止め加工がされている製品を購入する手もあります。
 

自分に合った枕に買い替える

枕が自分にあってないことでずれてしまうのであれば、自分に合った枕に買い替える方法もあります。
 
自分に合った枕はずれないだけでなく、寝返りのうちやすさや睡眠の質が向上し、睡眠全体を改善する効果も狙えるでしょう。
 
自分に合った枕がわからない場合は、オーダーメイド枕に挑戦する方法もあります。
 
オーダーメイド枕は一度購入すれば長く使用できるため、快適な睡眠環境がかなうでしょう。
 
オーダーメイド枕について詳しく知りたい人は、下記の記事でも解説しています。
 


 

枕が上にずれて悩むときはスリープマスターに相談しよう


 
枕が上にずれて悩むときは、ねむりの相談所に在籍するスリープマスターに相談しましょう。
 
自分では原因がわからない場合でも、寝具や睡眠状況のヒアリングによって、適切な解決方法のアドバイスができる可能性があります。
 
スリープマスターは睡眠の知識を豊富に有しているため、枕の悩み以外も相談できます。
 
この機会に睡眠の悩み全般を解決し、質の良い睡眠を手に入れましょう。
 

枕が上にずれる原因を解決して快適な睡眠を得よう


 
枕が上にずれてしまうと、起床時の倦怠感や睡眠中のいびきにつながり、質の良い睡眠が取れません。
 
枕が上にずれる原因はさまざまで、寝具との相性や自分に合っていない枕を利用している可能性が考えられます。原因に合わせた対策を行うことで、快適な睡眠につながります。
 
自分で解決できないときはスリープマスターへ相談して、原因の究明を目指しましょう。
 

 
【参考】
※1 保健管理センター便り

監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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