オーダーメイド枕を作りたいと思っているものの、デメリット面への不安がある人もいるのではないでしょうか。
オーダーメイド枕はメリットが多いものの、既製品にはないデメリットもあり、理解したうえでの購入がおすすめです。
この記事では、オーダーメイド枕のデメリットやデメリットを減らす選び方を解説します。
自分にぴったりな枕を見つけられるように、事前に知識を得ておきましょう。
目次
オーダーメイド枕はデメリットを理解しておけば後悔をなくせる
オーダーメイド枕にはデメリットがあるものの、事前に理解しておけば製作後の後悔は避けられます。
注文前にデメリットへの理解を深めておきましょう。
ここでは、オーダーメイド枕のデメリットを解説します。
- ・既製品よりも価格が高い
- ・手元に届くまで時間がかかるケースがある
- ・一回で納得がいく仕上がりになるとは限らない
既製品よりも価格が高い
オーダーメイド枕の価格が高くなる理由を理解しておけば、金額面で後悔したり、購入を躊躇わずに済むでしょう。
自分に合わせて枕を作る性質上、オーダーメイド枕は既製品の枕よりも高価になります。
なぜなら、オーダーメイド枕は中材を自分の好みで選べ、高さも体に合わせて調整できるためです。
既製品の枕は数千円から購入できる場合が多いものの、オーダーメイド枕は一般的には1万円以上かかる場合がほとんどです。
オーダーメイド枕の相場はメーカーによって異なり、1.5〜4万円が多いです。
同じメーカーでも複数のプランが用意されており、予算に合わせてオーダーメイド枕を作れるようになっています。
手元に届くまで時間がかかるケースがある
オーダーメイド枕は、注文するメーカーによっては購入当日に手元に届かない可能性があります。
たとえば、インターネットで注文するタイプのメーカーであれば、発注後に枕の製作がおこなわれるため、手元に届くまでは数日かかります。
オーダーメイド枕をなるべくすぐに欲しい人は、店舗で計測・販売をおこなっているメーカーを選びましょう。
店舗型であれば購入時に持ち帰れる店舗も多いため、オーダーメイド枕のデメリットを減らせます。
一回で納得がいく仕上がりになるとは限らない
オーダーメイド枕を作る際は、店舗のマットレスを使用してサイズや高さを計測するものの、自宅のマットレスで使用すると制作した枕が合わない可能性があります。
その場合は、再度店頭へ足を運び、枕を調整してもらう必要があるでしょう。
ただし、オーダーメイド枕は調整時に再度の料金は発生しないことも多いです。
自宅で枕を使用して調整することを前提に販売しているため、1回で納得がいく仕上がりにならないことを理解したうえで注文しましょう。
オーダーメイド枕にはメリットも多い!
デメリットが気になっている場合でも、オーダーメイド枕にはメリットも数多くあります。
オーダーメイド枕のメリットを把握しておくことで、デメリットも含めたバランスを踏まえたうえで、より納得のいく枕の購入ができるでしょう。
ここでは、オーダーメイド枕のメリットを解説します。
- ・自分に合った枕で眠れる
- ・長期的にメンテナンスが可能
- ・中材を自由に選べる
自分に合った枕で眠れる
オーダーメイド枕は自分の好みで中材を選べ、高さも体に合わせて調整できます。
このことから、既製品よりも自分の体に合った枕で眠りやすくなるのです。
自分に合った枕は睡眠中に20〜30回必要といわれる寝返りをサポートでき、快適な睡眠につながります。(※1)
自分に合った枕は肩や首への負担も軽減でき、起床時に倦怠感が起きる可能性も減らせます。
長期的にメンテナンスが可能
オーダーメイド枕は、数年単位でメンテナンスが可能なメーカーが多いです。
長期的にメンテナンスが可能であれば、長期の使用で中材がへたってきた際も、気軽に交換できてもとの高さに戻せます。
また、枕の丸洗いが難しい場合でも、メーカーによっては持参することで除菌消臭のアフターケアが可能なケースがあります。
定期的にメンテナンスをおこなうことで枕が長持ちして、長く愛用できるでしょう。
中材を自由に選べる
オーダーメイド枕は、購入時に中材を自由に選べます。
中材によって枕の硬さや寝心地は変わるため、実際に試してみて好きな中材を見つけましょう。
たとえば、エンジェルフロートや粒わたを選べば、やわらかくてふわふわとした寝心地を堪能できます。
一方で、しっかりとした硬めの寝心地を好む方には、パイプ素材がおすすめです。
実店舗のあるメーカーならば試し寝も可能なため、中材を試してみて好みの枕を見つけましょう。
オーダーメイド枕のデメリットを減らす選び方
オーダーメイド枕のデメリットを減らすなら、フィッティングが可能な店舗や価格帯に幅があるメーカーなどを選びましょう。
店舗選びによってオーダーメイド枕の満足度は変わるため、慎重に検討が必要です。
ここからは、オーダーメイド枕のデメリットを減らす選び方を解説します。
フィッティングが可能な店舗で購入する
オーダーメイド枕を作る際は、実際にフィッティングが可能な店舗を選びましょう。
フィッティングが可能な店舗であれば、用意されているマットレスを利用して実際に高さを決められるため、自分にぴったりの枕を作りやすくなります。
フィッティングができないインターネットのメーカーでは、数値をもとに枕が製造されるため、自分にぴったりな枕になるまでは時間がかかります。
店舗でフィッティングをおこなえば気になる部分を直接相談でき、早期解決がかなうでしょう。
価格帯に幅があるメーカーを利用する
オーダーメイド枕のデメリットが価格だと思う人は、価格帯に幅があるメーカーで製作しましょう。
オーダーメイド枕の相場は1.5〜4万円と幅広いため、安価なプランを用意しているメーカーであれば、予算内に収まります。
一度オーダーメイド枕を製作してみて、満足度が高ければ次回以降は上のプランを試してみるのも方法のひとつです。
プランによってもアフターフォローの期間や内容が異なるケースもあるため、価格と内容をもとに納得がいく選択をしましょう。
アフターフォローの長いメーカーを選ぶ
オーダーメイド枕を長く使用したい人は、アフターフォローの長いメーカーを選びましょう。
オーダーメイド枕は一度持ち帰っても、中材がへたってきたり定期メンテナンスを依頼したりすることで、再度店舗を訪れるケースは少なくありません。
始めは高価なオーダーメイド枕でも、長く使用できればコストパフォーマンスは高くなるのです。
メーカーによってはプランによってアフターフォローの期間を定めている場合もあるため、予算に合わせて検討しましょう。
オーダーメイド枕のデメリットが気になるならねむりの相談所を利用しよう
デメリットが気になり、オーダーメイド枕の購入を悩んでいる方は、ねむりの相談所を利用しましょう。
ねむりの相談所には睡眠の知識が豊富なスリープマスターが在籍しており、オーダーメイド枕のメリット・デメリットを踏まえたアドバイスを得られます。
また、ねむりの相談所を利用すればオーダーメイド枕を作る以外にも、睡眠環境全般のアドバイスを受けられます。
寝室の環境を踏まえたアドバイスを受けて、睡眠の質の向上を目指しましょう。
nishikawaでオーダーメイド枕を作る際の詳細は、以下のページで解説しています。
オーダーメイド枕のデメリットを理解して納得のうえ購入しよう
オーダーメイド枕のデメリットは、事前に理解しておくことで購入後の後悔を減らせます。
オーダーメイド枕には価格の高さや到着が遅いなどのデメリットがあるものの、長期間使用でき、中材を自分で選べるメリットもあります。
オーダーメイド枕のデメリットはメーカー選びによって解決できる点も多くあるため、製作するか悩んでいる際はこの記事を参考に、自分に必要かを決めましょう。
【参考】
※1 寝返りから見る睡眠