マットレスを選ぶ際、どのような基準で選べばいいのか悩んでしまいますよね。
「自分に合ったマットレスでぐっすり眠りにつきたい・・・!」
「マットレスの大きさや材質はどうすればいい?」
「腰痛がある場合はどんなマットレスを選べばいいの?」
選ぶ基準は、人によってさまざまかもしれません。
今回は、自分に合ったマットレスの選び方について、硬さや種類などのポイントごとにご紹介していきます。
寝具の中でも高価なマットレスは、ポイントをおさえて正しく選びましょう。
目次
身体にフィットするマットレスを選ぶメリットとは?
マットレスは、快適な睡眠をサポートする重要な寝具です。
具体的には、「体圧の分散」と「寝姿勢の保持」という役割を担っています。
硬すぎるマットレスでは、腰のように荷重がかかりやすい部分に負担がかかってしまいます。
自分に合ったマットレスを選ぶことで、うまく体圧を分散させ、体への負担を軽減させることができます。
また、直立した時、人間の体は緩やかなS字カーブを描いています。
マットレスの上で横になった際にも、このカーブが保たれた状態が理想の寝姿勢であると言われています。
マットレスが硬すぎても柔らかすぎても、正しい寝姿勢をキープすることはできません。
身体に負担がかかり、睡眠の質も低下してしまいます。
反対に、自分に合ったマットレスを選べば、マットレスにかかる負荷が偏りづらく、寝ている間も理想的な体勢を保つことができるのです。
このように、身体にフィットするマットレスを選ぶことは、身体への負担を軽減し、睡眠の質を高めることにつながります。
そのため、自分にはどんなマットレスが合っているのか、慎重に見極めることが重要です。
自分に合う硬さ・大きさの見つけ方について
それでは、どのような観点で自分に合ったマットレスを選べばいいのでしょうか。
マットレス選びで重視すべきポイントのひとつ目は、マットレスの硬さです。
硬さの好みは人によって異なりますが、迷った際は自身の体重を目安にすると選びやすくなります。
体重が平均よりも軽い方は、柔らかめのマットレスでも体重が沈み込みすぎる心配がありません。
女性や小柄な男性などは、柔らかめのものを選ぶといいでしょう。
標準体重の方は、平均的な硬さのマットレスを選びましょう。
柔らかいマットレスでは腰が沈み込みすぎてしまうと感じる方も、平均的な硬さのものであれば体のカーブが自然に保持されます。
体重が平均よりも重い方は、硬めのマットレスを選ぶのがおすすめです。
体の一部が沈み込みすぎてしまうこともなく、無理なく寝返りを打つことができます。
次に、見るべきポイントのふたつ目は、マットレスの大きさです。
一般的に大人1人用の「シングルサイズ」から、大人2人と幼児1人がゆったり眠れる「キングサイズ」まで、人数に応じたサイズが用意されています。
使用する人数で選ぶのが基本ですが、寝返りの頻度や寝相なども考慮するといいでしょう。
サイズ選びを間違えてしまうと、窮屈な思いをして身体が休まらない恐れがあります。
のびのびと眠りたい場合は、人数の目安にとらわれず余裕をもったサイズを選ぶのがおすすめです。
ただし、大きいサイズのマットレスを購入する際は、寝室の広さや搬入経路の確認も忘れないようにしましょう。
マットレスの種類はどんなものがある?
さて、マットレスにはさまざまな種類があることをご存知でしょうか。
素材や構造の違いによって、機能が異なるだけでなく、寝心地も大きく変わってきます。
それぞれの特徴を知り、自分に合ったマットレスを見つけましょう。
ここでは、代表的なマットレスの種類をいくつかご紹介します。
ボンネルタイプ
コイル同士が連結しているタイプのマットレスです。
適度な弾力性があり、寝姿勢の保持に優れています。
また、通気性が高く、湿気がこもりづらいのも特徴です。
一方で、振動が伝わりやすいというデメリットがあります。
2人以上で使用する場合は、お互いに寝返りの振動が響いてしまう恐れがあるので注意しましょう。
ポケットコイルタイプ
ひとつひとつ袋に入れたコイルを、すき間なく並べた構造のマットレスです。
独立したコイルが体を点で支えるので、身体にフィットしやすく、優れた体圧分散性を発揮します。
また、揺れが伝わりにくいので、複数人での使用にも適しています。
ノンコイルタイプ
スプリング構造をもたず、主にウレタンフォームや三次元樹脂構造を用いたマットレスです。
湿気がこもりづらく、温度による硬度の変化も少ないので、快適に使い続けることができます。
ウレタンマットレス
ノンコイルタイプの代表格が、ウレタンマットレスです。
西川のウレタンマットレスは、睡眠科学に基づき独自の凹凸構造を採用。
マットレスの大切な役割である「寝姿勢の保持」と「体圧分散」をバランスよく実現します。
腰痛持ちの方にはウレタンマットレスがおすすめ
種類によって特徴の異なるマットレスですが、腰痛持ちの方におすすめなのは、ウレタンマットレスです。
身体に合わないマットレスは、腰を痛める原因になってしまいます。
現在、腰痛に悩んでいるという方は、ぜひマットレスを見直してみてください。
【おすすめマットレス①】& Free
西川の& Free(アンドフリー)シリーズのマットレスは、腰痛持ちの方に特におすすめの商品です。
中身には、程よいクッション性をもつウレタン素材を使用。
独自の凹凸構造で、体を「面」ではなく「点」で支えられるマットレスです。
また、体圧を分散する凹凸部分と、寝姿勢を保持するベース部分が立体的に合わさった、特殊な4層構造も特徴です。
それにより、実は両立が難しい「体圧の分散」と「寝姿勢の保持」を同時に叶えます。
腰に負担が集中することがなく、血行を妨げる心配もありません。
仰向けや横向きなど、さまざまな寝姿勢に対応し、寝返りもスムーズです。
さらに、通気性が高く湿気がこもりづらいので、いつまでも快適な寝心地をキープします。
蒸れが軽減され、睡眠中も不快感が気になりません。
硬さは、ハードとレギュラーの2タイプから選べます。体格や好みに合わせて選びましょう。
【おすすめマットレス②】エアー
腰痛持ちの方には、エアーシリーズのマットレスもおすすめです。
体が資本である一流アスリートからの支持も多く集めるシリーズです。
こちらも、クッション性に優れたウレタン素材を採用しています。
表面の凹凸部分で体圧を分散し、ベース部分がしっかりと寝姿勢を保持する構造です。
ボディラインに合わせて、マットレスが無理なくフィット。
荷重がかかりやすい腰への負担を和らげ、快適な睡眠をサポートします。
また、湿気や汗を縦にも横にも拡散する、通気性の高さも特徴です。
さらりとした快適な寝心地を実現します。
寝具の相談してみませんか?
マットレス選びに迷ったら、プロに相談するのもおすすめです。
「スリープマスター」と呼ばれる睡眠のプロが、ひとりひとりのお悩みに合わせて最適な寝具をご提案します。
店舗では、最新のマットレスを試すことも可能です。
種類豊富なマットレスの中から、自分に合ったものを見つけましょう。
まとめ
マットレスの選び方について、自分に合った硬さや種類を見つける方法を交えてご紹介しました。
マットレスはほかの寝具に比べて、気軽に買い替えられるものではありません。
正しい目線で自分に合ったマットレスを選び、快適な眠りを手に入れましょう。