布団の買い替え頻度は何年?寿命がきたサインやできる対応も解説

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ねむりのコラム

布団の買い替え頻度は何年?寿命がきたサインやできる対応も解説

ねむりのコラム
公開日2025/07/02
2025/07/03更新日

布団は毎日使う寝具だからこそ、劣化が進みやすいアイテムです。清潔さや快適な眠りを保つためには、適切なタイミングでの買い替えが欠かせません。
 
とはいえ、「何年使ったら買い替えるべき?」「使えるけどへたりが気になる」などの疑問を抱える人も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、布団の寿命や買い替えのサインなどを解説します。自分の布団の状態を見直し、快適な睡眠環境を手に入れましょう。
 

一般的な布団の買い替えの目安(タイミング)


布団には、種類ごとに寿命の目安があります。
 
使い方やメンテナンスの状況にもよりますが、一定の年数が経過すると性能が低下するため、買い替えを検討しましょう。
 
ここでは、「羽毛布団」と「敷布団」について、それぞれの買い替えの目安を紹介します。
 

  • ・羽毛布団:10〜15年
  • ・敷布団:3〜5年

 

羽毛布団:10〜15年

羽毛布団の寿命は、一般的に10〜15年とされています。
 
羽毛布団は保温性が高く、長く使えるのが特徴ですが、使い続けることで羽毛が片寄ったり、吹き出したりすることも少なくありません。
 
適切なケアをおこなえば10年以上快適に使用できるものの、ボリュームがなくなってきたと感じたら、買い替えのサインです。
 
長く使用するためにも、こまめに影干しをおこない、通気を保つことがポイントです。
 

敷布団:3〜5年

敷布団の寿命は、一般的に3〜5年とされています。
 
敷布団は体重を直接支えるため、ヘタリやすく、機能の低下も早く訪れます。
 
へたりが気になると寝姿勢が崩れ、肩こりや腰痛の原因になるケースも少なくありません。体をしっかり支えられなくなってきたと感じたら、買い替えを検討しましょう。
 
敷布団は定期的に向きを変え、お手入れとして陰干しすることで寿命を延ばすことが可能です。
 

布団の買い替えを知らせるサインとは?


 
布団は目に見えるダメージがなくても、内部の劣化が進んでいるケースがあります。
 
使い続けるうちに「以前より眠りが浅い」「布団が重たく感じる」などの変化があれば、それは買い替えのサインかもしれません。
 
ここでは、具体的に布団の買い替えを知らせるサインを解説します。
 

  • ・布団の汚れ
  • ・布団の臭い
  • ・羽毛布団:羽毛の流出
  • ・敷布団:布団のへたり

 

布団の汚れ

見た目ではわかりにくくても、長年使っていると布団には汗や皮脂による汚れが蓄積します。
 
たとえば、表面にシミができていたり、洗っても取れない汚れがあったりした場合は、衛生面から買い替えを検討するタイミングです。
 
汚れを放置することでアレルギーや肌荒れの原因になるケースもあるため、定期的に確認しましょう。(※1)
 
寝具は肌に直接触れるものだからこそ、清潔さを保つ意識を持ち続けましょう。
 

布団の臭い

布団から洗濯や干しても取れない臭いがする場合は、内部に雑菌やカビが繁殖している可能性があります。
 
とくに梅雨時期や湿度の高い環境では、表面上では気づかなくても、内部にカビや雑菌が発生しているケースが少なくありません。
 
臭いのある布団で眠ると、リラックスしにくく睡眠の質が低下する恐れもあります。清潔な香りが保てているか、定期的にチェックしましょう。
 

羽毛布団:羽毛の流出

羽毛布団の場合、生地の傷みから羽毛が吹き出すようになったら、明らかな寿命のサインです。羽毛が減ると保温性も落ち、布団としての役割を果たせません。
 
布団は打ち直しで修復できますが、経年劣化が激しい場合は買い替えがおすすめです。
 
羽毛の飛び出しが多くなると、室内に舞う羽毛がアレルゲンになることもあるため注意しましょう。
 

敷布団:布団のへたり

敷布団は毎日体重を支えるため、使っているうちにへたってきます。
体を乗せたときに床付き感がある、寝返りが打ちにくくなったと感じたら、クッション性が低下している証拠です。
 
体に合わない状態で使い続けると、睡眠の質が下がるばかりか、身体への負担も増します。違和感を覚えたら、へたり具合をチェックして早めの買い替えを心がけましょう。
 

布団が寿命のときにできる対応


 
布団の劣化が気になるものの、すぐに買い替えるのは難しいという場合もあります。
そのようなときは、クリーニングや打ち直しなど、今ある布団を活用する方法も検討しましょう。
 
状態に合わせた対処をおこなうことで、無理なく快適な睡眠環境を保つことが可能です。
 
ここでは、布団が寿命のときにできる対応を解説します。
 

  • ・布団専門のクリーニングを利用する
  • ・布団の打ち直しをする
  • ・布団を買い替える

 

布団専門のクリーニングを利用する

市販の洗濯では落とせない汚れや臭いも、専門の布団クリーニングであればしっかり除去できます。ダニやアレルゲンの除去にも効果的で、布団を清潔に保ちたい人におすすめです。
 
布団専門のクリーニングを利用することで、ふっくら感が戻り、使用感も改善される可能性があります。
定期的にプロの力を借りることで、衛生的な環境も維持できるでしょう。


 

布団の打ち直しをする

打ち直しとは、布団の中綿を取り出し、再度加工して使いやすく整える方法です。
愛着のある布団や、まだ使える羽毛・綿素材の布団であれば、打ち直しでよみがえらせる方法も考えましょう。
 
ただし、中の素材の劣化が激しい場合は対応できないケースもあるため、状態を確認してもらいましょう。打ち直しは新調するよりもコストを抑えられる場合があり、環境にもやさしい選択です。
 

布団を買い替える

汚れ・へたり・機能性の低下が明確な場合は、新しい布団に買い替えるのが確実な方法です。
 
店舗では実際に寝心地を体験できるほか、素材の違いや価格帯も比較しやすいため、専門店での購入がおすすめです。
 
自分の体に合った布団を選ぶことで、睡眠の質を大きく改善できます。
専門スタッフのアドバイスを受けることで、より納得のいく選択ができるでしょう。
 

布団の買い替えで悩んだときはねむりの相談所に聞いてみよう


 
「そろそろ布団を替えるべきか迷っている」「どんな布団が自分に合うかわからない」という方は、睡眠や寝具のプロに相談できる「ねむりの相談所」の利用がおすすめです。
 
ねむりの相談所には睡眠知識が豊富なスリープマスターが在籍しており、体型や寝姿勢に合った寝具を提案してくれるため、納得のいく買い替えが可能になります。
 
実店舗での体験測定やアドバイスを受けることで、長く使える理想の布団が見つかるでしょう。
 
安心して眠れる環境を整えるためにも、専門家のサポートをぜひ活用してみてください。
 

 

布団の買い替えのタイミングを解決して快適に過ごそう


 
布団は快適な眠りを支える大切な存在ですが、使い続けているうちに汚れやへたりが蓄積し、知らず知らずのうちに睡眠の質を下げているケースもあります。
 
布団は適切なタイミングで買い替えやメンテナンスをおこなえば、清潔で心地よい睡眠環境が保たれます。
 
日々の眠りを支える布団を見直すことは、健康的な生活を送るうえでも欠かせない大切な一歩です。布団の寿命が気になる方は本記事を参考に、買い替えを検討しましょう。
 
【参考】
※1 アトピー性皮膚炎

監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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