敷ふとんの選び方
自然で無理のない寝姿勢を保持し、
体圧の分散をしてくれるものを
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なだらかなS字を保て、体圧分散ができる素材を
まっすぐ立った時、ヒトの背骨はなだらかなS字型を描いています。睡眠中の寝姿勢も立った状態に近い型が自然で無理のない寝姿勢と言われており、また、体型に合った硬さの敷ふとんを選ぶことが重要となっています。
硬いだけの敷ふとんでは、腰部などの身体の一部を圧迫することが多いため、寝心地の良いものではなく、眠りが浅くなる場合もあります。そこで、「体圧分散」も重要になります。従って敷ふとんには身体のあたる表面は適度に柔らかく、かつ、寝姿勢の保持が求められます。
詰めもの素材の特性
性能 | 綿 | ウール | ウレタン |
保温性 | ● | ◎ | ● |
吸・透湿性 | ◎ | ◎ | ◎ |
放湿性 | ● | ◎ | ● |
体圧分散性 | ▲ | ● | ◎ |
寝姿勢保持性 | ▲ | ● | ◎ |
取扱いやすさ(軽さ) | ▲ | ● | ◎ |
手入れの容易さ | ▲ | ● | ◎ |
◎最も良い ●やや良い ▲やや欠ける
寝姿勢保持と体圧分散がポイントです。
寝姿勢を保持するためには、身体をしっかりと支えることが必要です。そこで、敷き寝具は「身体が沈み込まない硬めのタイプがよい」と提唱され、硬めの敷き寝具が主流となっています。しかし、硬いだけでは腰部など荷重のかかる部分を圧迫し、その部分に負担がかかってしまう場合があります。そこで、ほどよいクッション性で身体を受け止め、バランスよく体圧を分散することが重要になってきます。寝姿勢の保持と体圧分散。この相反する条件を満たすことが敷き寝具には求められています。
敷き寝具の種類
敷き寝具は、詰めものによって、その性質や寝心地が異なります。
性能の違いはもちろん、寝心地感の好みやライフスタイルも寝具選びの大切な要件になります。
1970年代までは木綿ふとんが全盛。吸湿性はあるものの放湿性に乏しいため、毎日のように日に干さなければなりません。ダニが繁殖しやすいので、アレルギー対策も必要。定期的に打ち直すとボリューム感が戻ります。
繊維自体はほとんど水を吸わないためムレが気になる場合もありますが、軽くて弾力性に富んだポリエステルわたは、毎日の取扱いも安易で手軽に使うことが出来ます。
動物性繊維ならではの優れた保温力、放湿性が特徴。使用しているうちにヘタリが生じ、フェルト化するため、予めフェルト化した「固わた」を挟み込んだ三層構造とし、ヘタリを解消した敷ふとんが主流です。
クッション性に優れ、ほどよい硬さで身体を支えるウレタンフォーム素材。素材上、ムレやすい傾向がありますが、透湿性には優れています。「点で身体を支える」形状加工が可能。寝姿勢保持と体圧分散の両方に優れた性能を発揮する敷き寝具が好評です。
「掛けふとん」×「敷きふとん」×「まくら」
寝床内気象は、掛けふとんだけでなく、敷きふとんの保温性や吸放湿性にも影響され、
寝姿勢保持は敷きふとんとまくらの組み合わせに左右されます。
3つのアイテムの組み合わせを考慮した選び方が重要になってきます。
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