冬場になると家族で食事するテーブルや、リビングのローテーブルをこたつに変える人も多いでしょう。
こたつで過ごすのは身体が暖まり、ついつい眠くなってしまう人がほとんどです。
この記事では、こたつで寝る危険性やこたつで上手に過ごす方法を解説します。
日本の風物詩であるこたつは上手に活用して、寒い冬を心地よく過ごしましょう。
目次
冬場はこたつでうたた寝する人が続出!
冬場になると、普段使っているテーブルを片付けてこたつを出す家庭も多くあります。
こたつの中は暖かく、室内の気温と差がありこたつから出たくない人も多いでしょう。
足元が暖められることから、眠くなってそのまま寝てしまう人も少なくありません。
しかし、「こたつで寝てしまうと風邪をひく」といわれて育った人も多くいます。
こたつで寝るから風邪をひくわけではありませんが、健康上のリスクは否定できません。
寒いからとこたつの中で過ごし、そのままうたた寝すると起きるリスクは把握しておくと安心です。
【意外!】こたつで寝る危険性
こたつで寝る行為は、危険性をともないます。
ここでは、こたつで寝る危険性を解説します。
どのような危険性があるか知っておき、寝ないように注意しましょう。
- ・汗をかいて脱水になりやすい
- ・身体が痛くなる
- ・睡眠の質が低下しやすい
汗をかいて脱水になりやすい
こたつで寝ると、汗をかいて脱水になりやすくなるため危険です。
こたつの内部は温度が高く、汗をかきやすい環境になります。
汗をかいているにもかかわらず寝てしまうと、水分補給がされない環境により体内の水分が不足するでしょう。
「こたつにみかん」は日本の風物詩ともいえますが、元々は水分補給のために食べていたといわれています。
みかんは水分量だけでなくビタミンも豊富であり、メリットの多い組み合わせです。
身体が痛くなる
こたつで寝てしまうと、身体を痛める可能性があります。
こたつは床にそのまま設置されるため、寝る場合はこたつに突っ伏して寝るか床に直接寝る形になるでしょう。
床は布団やベッドと違い、硬さがあります。寝転がっても身体に余計な負担がかかり、起きたときの身体の痛みにつながります。
こたつに突っ伏して寝た場合も、自然な体勢にはなりません。
こたつの中では睡眠時の寝返りもうてず、より身体に負担がかかるため注意しましょう。
睡眠の質が低下しやすい
こたつで寝ると、睡眠の質が低下しやすいのがデメリットです。
人間が深い睡眠に入るには、深部体温の低下が重要になります。
しかし、こたつで寝ると常に身体を暖め続けるため深い睡眠に入れません。
睡眠の質が下がれば、寝ても寝た気がしないでしょう。
身体の疲れもとれないため、こたつで寝るのはおすすめできません。
こたつでの上手な過ごし方
寒い冬は、こたつを使うのを楽しみにしている人も多いでしょう。
こたつを使うなら、上手に使えば問題ありません。
こたつで寝ないように注意して、冬場を乗り切りましょう。
- ・温度を低めに使用する
- ・適度に水分補給を心がける
- ・部屋全体を暖かくする
温度を低めに使用する
こたつを使用するときは、温度を低めに使用しましょう。
こたつは内部に熱がこもりやすく、思ったよりも温度が上がりやすい状況です。
温度を低めに設定しておけば、こたつ内部の温度が上がりづらくなります。
汗をかかずにすむため、脱水症状の可能性も軽減できます。
こたつ内部がある程度温まったら、電源を切ってしまうのもおすすめです。
徐々に温度は下がりますが、万が一寝てしまっても危険性が下がります。
適度に水分補給を心がける
こたつで過ごすときは、適度な水分補給も心がけましょう。
みかん以外にも水分豊富な果物や、飲み物を一緒に置いておきましょう。
喉が渇いたと感じるときは、水分不足の始まりです。
こまめに水分補給をおこない、脱水症状を防ぎましょう。
一度こたつに入ってしまうと、室内の温度の差からこたつから出るのに抵抗を覚える場合もあります。
こたつに入った段階で用意しておけば、しばらく時間が経ったあとでも水分不足に悩む心配はありません。
部屋全体を暖かくする
部屋全体を暖かくしておくのは、こたつで過ごすときにおすすめの方法です。
人がこたつから出るのに抵抗があるのは、こたつの中と部屋の温度に差があるためです。
部屋全体を暖かくしておけば、こたつから出るのに抵抗を覚えません。
こたつに入る前に部屋全体を暖めておき、過ごしやすい空間を作りましょう。
こたつで寝るのを避ける方法!
こたつで過ごしていても、寝ないための対策を解説します。
こたつで過ごすのが心地よくても、寝てしまうと起きたときに後悔する可能性があります。
寝ずにすむよう、事前に注意しておきましょう。
- ・眠気を感じたら布団に移動する
- ・アラームをかける
- ・飲酒時は使用を避ける
眠気を感じたら布団に移動する
こたつで過ごしていて眠気を感じたら、早めに布団に移動しましょう。
眠気を感じたままこたつで過ごすと、そのまま寝てしまう危険性があります。
こたつで過ごす時間が快適な気持ちはわかりますが、眠気が強くなっては移動するのも難しくなるでしょう。
起きたときの不快感を軽減するためにも、できるだけ早めに移動して布団で質の良い睡眠をとりましょう。
アラームをかける
こたつに入ってから定期的にアラームをかけておくと、万が一寝てしまったときでも気づき布団に移動できます。
アラーム一回では起きられない可能性もあるため、30分ごとにかけておくと安心です。
こたつで意味なく長時間過ごしてしまう人にも、アラームは有効です。
時間に区切りをつけてこたつを使えるため、のんびりする時間を決めて過ごしたい人にもおすすめの方法になります。
飲酒時は使用を避ける
飲酒時にこたつを使うのは、そもそもやめておきましょう。
飲酒した後は眠くなりやすく、寝る前の寝酒の習慣がある人も存在します。
しかし、アルコールで得た睡眠は深い睡眠をとりづらく、睡眠の質が悪くなります。
こたつは元々足元が暖かくなり眠くなりやすく、飲酒をおこなえばその危険性はあがるでしょう。
飲酒をすればこたつに入ったまま寝てしまう可能性も高くなるため、飲酒後はこたつの使用を避け布団に入るのがおすすめです。
布団で暖かく過ごせる工夫をするのもおすすめ!
こたつで過ごすのが心地よく、布団へ移動が難しくなる場合は、布団でも心地よく過ごせる工夫をしましょう。
西川では、温熱治療と電位治療を組み合わせて使用できる家庭用医療機器がございます。
少しぬるめのお湯に浸かっているようなポカポカとした暖かさで身体の芯まで暖める温熱治療と微弱な電位を身体に与えることで自律神経を整える効果が期待できる電位治療の2つの治療が行えます。
冬だけでなく通年通して利用が可能です。
自分の好みで使い分ければ、毎日寝る時間が快適になるでしょう。
電位・温熱治療ができるヘルシオンは、下記のページで詳しく内容が確認できます。
ぜひご覧ください。
こたつで寝るのは避けてしっかり布団で睡眠をとろう
こたつで過ごすと眠くなりますが、こたつで寝るのは避けてしっかり布団で眠りましょう。
こたつで眠るのは脱水症状や身体を痛めやすく、おすすめできません。
こたつで過ごすときは、設定温度を下げ部屋全体を暖かくして過ごしましょう。
眠気を感じたときは、できるだけ早めに布団へ移動してください。
布団で暖かく過ごす方法を用意すれば、布団で過ごす時間も楽しみになります。
冬場のこたつは心地よく、毎年楽しみにしている人も少なくありません。
上手に活用して、こたつで過ごす時間を楽しみましょう。