朝起きた時や日中に首や肩の痛みで悩んでいる、という人も多いのではないでしょうか。
そのような身体の悩みを持っている方は、今使っている枕が体に合っていない可能性があります。
体に合っていないまくらを使っていると、首や肩に痛みや違和感に繋がりやすいです。
今回は首を支えるために必須の寝具である、まくらについて解説していきます。
目次
デスクワークやスマホで首や肩の痛みや違和感の悩みが急増中
スマートフォンやパソコンを日常的に使用しているという人で、首や肩の痛みが起きている人は要注意です。
スマートフォンやパソコンを使用すると、本来首にあるべきカーブがまっすぐになり、横から見たときに首がまっすぐで、頭が前に出ている状態になります。
この体勢では頭の重みを支えられないので、バランスを取るために猫背になり乱れた姿勢になってしまいます。
スマートフォンやパソコンを長時間使用し、常に下を向いた状態になっている人は姿勢を見直してみましょう。
首を支えるための枕を見直す
首や肩の痛みや違和感を改善するには、日常的な姿勢を正すことも必要。
まくらは首を支えるために使う寝具です。
寝る時の姿勢が正しい位置にキープできるように、自分の身体やお使いの寝具に合わせると良いでしょう。
まくらを自分に合ったものに変えて、快適な睡眠環境を整えてみませんか。
まくらの役割
まくらは睡眠時の首の体制を自然に立った状態に、キープできるように支えるものです。
人の立っている時の姿勢は自分の頭を支えるために、背骨の首部分(頸椎)が、緩やかなS字になっています。
まくらはこの自然に立っている姿勢を、寝ころんだ状態でも保つ役割があります。
眠りの質を高めるためにも、一晩中首部分のS字カーブをキープできるのが理想です。
理想的な枕の条件
理想的なまくらの形状には、自然に立っているときの姿勢に近くなることが挙げられます。
自分の身体に合ったまくらを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ・仰向け、横向き寝、寝返りに対応
- ・首をしっかりささえているもの
- ・高さを調整できるもの
高さや固さに加えて寝返りをうった時も、自然に立った姿勢をそのままキープすることがポイントです。
どんな寝相にも対応した、自分に合ったまくらを選びましょう。
仰向け・横向き・寝返りに対応できる枕
理想的なまくらの条件の一つに、仰向け・横向き・寝返りに対応できる高さであることが挙げられます。
仰向けであれば、頭と頸椎を自然な形で支える高さが理想的です。
低すぎるまくらは後頭部が落ちてしまい息苦しく、逆に高すぎると首が詰まったうつむいているような体制で不自然です。
次に横向き寝に合ったまくらは、肩幅によって異なるので、仰向け時よりも高さが必要になります。
仰向け時に頭を置く中央部分より、1センチ程度高くなることが理想です。
最後に寝返りに対応できる横幅があるものが理想的です。
成人では、頭3つ分が入るくらいの、60センチ程度の横幅があるまくらが理想と言えます。
首をしっかり支えられてフィットするもの
理想的なまくらには、首をしっかり支えるものが良いです。
まくらに後頭部のみを置いて寝ている方もいるのではないでしょうか?
まくらは頭だけでなく、首、肩口までしっかりと引いて使用することがポイントです。
後頭部・首・肩の3点で力を分散し、首に負担をかけないようにすることが大切です。
まくらによっては後頭部を支える部分がくぼんでいて、体重が均等にかかるように工夫されているものもあります。
自分の姿勢に合ったまくらをセレクトしましょう。
高さが調整できる
まくらを使うときには、高さが調整できるものが理想的です。
実際に使っている敷き寝具との硬さの違いに合わせて、簡単に調整ができると店頭での寝心地が再現しやすいためです。
まくらと敷き寝具のバランスが悪いと、身体が沈んでしまったり膝が曲がり、自然な立ち姿勢で眠れなくなります。
高さの調整ができるタイプのまくらであれば、実際に使っている敷き寝具に合わせて使用できるでしょう。
西川のオーダーまくら
西川ではオーダーメイドであなただけのまくらを作ることができます。
眠りのプロである「スリープマスター」の在中している店舗や、まくらのプロである「ピローアドバイザー」がいる店舗もあります。
身体にぴったりと合わせた高さを測り、最適な素材を選ぶことであなたに合ったぴったりのまくらを提供できます。
オーダーメイドのまくらが出来上がるまでは以下の5ステップのみです。
- 1.カウンセリング
- 2.高さの測定
- 3.素材の選定
- 4.寝試し・調整
- 5.仕立て
アフターケアやクリーニングにも対応しているので、メンテナンスに不安があっても安心です。
高さが合っていなくても再度調整は無料で行っているので、自分に合ったまくらを作ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
日常的に首や肩に違和感があるという人は、まくらを変えてみるのもおすすめです。
自分の身体に合わせて、自然な寝姿勢をキープできるまくらを選ぶといいでしょう。
最後に、今回ご紹介したまくらの選び方を再度確認しましょう。
- ・仰向け、横向き寝、寝返りに対応
- ・首をしっかりささえているもの
- ・高さを調整できるもの
また、本当に自分に合った高さや素材のまくらがわからない、という方は西川のオーダーメイドまくらがおすすめです。
ぜひ店舗に行って相談してみてください。