
タオルケットは夏場を中心に毎日肌に触れる寝具であるため、汗や皮脂の汚れがたまりやすいアイテムです。しかし、サイズが大きく洗濯の手間がかかることから、つい洗うのを後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。
ただ、素材に合わない方法で洗濯してしまうと、縮みや型崩れ、毛羽落ちの原因にもなりかねません。
そのため、タオルケットを快適に長く使い続けるためには、正しい洗濯方法と素材ごとの注意点を事前に理解しておくことが重要です。
本記事では、タオルケットの洗濯方法について、素材別の注意点や買い替えの目安を交えて解説します。

【基本】タオルケットを洗濯機で洗う方法

タオルケットの多くは綿や合成繊維で作られており、基本的には自宅の洗濯機で洗えます。ただし、洗い方を間違えると肌触りの低下や生地の傷みにつながるため、正しい手順でおこなうことが大切です。
ここでは、タオルケットを洗濯機で洗う方法について解説します。
- ・汚れている部分を事前にケアする
- ・たたんで洗濯ネットに入れる
- ・洗濯表示に合ったコースで洗う
- ・脱水後はすぐに取り出す
- ・形を整えてしっかり乾かす
①汚れている部分を事前にケアする
洗濯機に入れる前に、タオルケットの汚れが目立つ部分を事前にケアしておくと、洗い上がりがきれいになります。皮脂や汗じみが付着している箇所に、液体洗剤を直接塗布して軽くもみ込んでおきましょう。
シミや黄ばみがある場合は、酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かし、15〜30分程度つけ置きしてから洗濯機に入れると効果的です。
事前ケアをおこなうことで、洗濯機だけでは落としきれない汚れを効率的に除去し、清潔な仕上がりにつながります。
②たたんで洗濯ネットに入れる
タオルケットは広げたまま洗濯機に入れると、他の洗濯物と絡まったり、生地が傷んだりする原因となります。汚れている面を外側にしてじゃばら折りにたたみ、洗濯ネットに入れてから洗濯機にセットしましょう。
じゃばら折りにすることで、水や洗剤が生地全体に行き渡りやすくなり、汚れ落ちが良くなります。
洗濯ネットが手元にない場合は、単独洗いにして弱水流のコースを選ぶことで、生地への負担を軽減できます。
③洗濯表示に合ったコースで洗う
洗濯機にセットしたら、洗濯表示に従った適切なコースを選びましょう。一般的な綿素材のタオルケットであれば標準コースで問題ありませんが、デリケートな素材の場合は手洗いコースや弱水流コースが推奨されます。
洗剤は、普段使いの液体洗剤で十分汚れを落とせます。また、柔軟剤を使用するとふわふわの仕上がりになりますが、吸水性が低下する場合があるため、吸水性を重視する方は使用を控えるか量を減らすことがおすすめです。
④脱水後はすぐに取り出す
脱水が終わったら、タオルケットはすぐに洗濯機から取り出しましょう。脱水後に長時間放置してしまうと、シワがつきやすくなるだけでなく、湿った状態が続くことで雑菌が繁殖し、生乾き臭の原因となります。
取り出した後は、タオルケットを大きく振りさばいて、寝ている繊維を起こしましょう。数回振りさばくことで、乾いた後の肌触りがふわふわに仕上がりやすくなります。
⑤形を整えてしっかり乾かす
タオルケットを干す際は、形を整えてから風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。物干し竿が2本ある場合は、M字型にかけて干すと風が通りやすくなり、乾きが早くなります。
直射日光に長時間当てると色あせや繊維の劣化の原因となるため、陰干しまたは短時間の天日干しが推奨されます。
タオルケットは厚みがあるため、生乾きのまま取り込んでしまうと雑菌やにおいの原因となりかねません。しっかりと乾いたことを確認してから取り込みましょう。
素材・生地別!タオルケットを洗濯するときのポイント

タオルケットは素材や生地の種類によって、洗濯時に注意すべきポイントが異なります。素材に合わない洗い方をしてしまうと、縮みや型崩れ、肌触りの低下につながりかねません。
ここでは、素材・生地別のタオルケットの洗濯ポイントについて解説します。
- ・綿|洗濯表示に従って縮みや型崩れに注意する
- ・ガーゼ|摩擦を抑えてやさしく洗う
- ・パイル|ループの引っ掛かりや毛羽落ちに注意する
①綿|洗濯表示に従って縮みや型崩れに注意する
綿素材のタオルケットは丈夫で洗濯しやすい反面、洗い方によっては縮みや型崩れが起きる場合があります。特に、高温のお湯で洗ったり、乾燥機で高温乾燥したりすると繊維が収縮しやすくなるため、洗濯表示に記載された温度を守ることが大切です。
また、綿は吸水性が高いため、洗濯時に水を多く含んで重くなります。脱水時間が長すぎると生地に負担がかかるため、脱水は短めに設定しましょう。
②ガーゼ|摩擦を抑えてやさしく洗う
ガーゼ素材のタオルケットは、薄くて軽い生地であるため、洗濯時の摩擦で生地が毛羽立ったり、ほつれたりしやすい特徴があります。このことから、洗濯ネットに入れたうえで、手洗いコースや弱水流コースを選び、やさしく洗いましょう。
ガーゼは乾きが早い素材であるため、脱水時間は最小限に抑え、形を整えてから干せば短時間で乾きます。摩擦を抑えてやさしく洗うことで、ガーゼ特有のふんわりとした肌触りと通気性を維持できます。
③パイル|ループの引っ掛かりや毛羽落ちに注意する
パイル素材のタオルケットは、表面にループ状の繊維が立っているため、洗濯時に引っ掛かってほつれたり、毛羽落ちしたりするおそれがあります。このような事態を避けるために、洗濯ネットに入れて、ほかの洗濯物との絡まりを防ぐことが重要です。
特に、ファスナーやボタン付きの衣類と一緒に洗うと、パイルが引っ掛かりやすくなるため、単独洗いまたは洗濯ネットの使用を徹底しましょう。柔軟剤を適量使用すると、パイルが柔らかく立ちやすくなり、ふわふわの仕上がりにつながります。
洗濯してもタオルケットのごわつきが戻らない際の買い替えの目安

タオルケットは適切なお手入れを続けていても、使用年数が長くなると徐々に劣化が進みます。洗濯しても改善されない変化が見られたら、買い替えを検討するタイミングです。
ここでは、タオルケットの買い替えの目安について解説します。
- ・肌触りの変化が気になる
- ・生地が薄くなったり傷んだりしている
- ・ほつれや毛羽落ちが目立っている
①肌触りの変化が気になる
タオルケットの繊維は、洗濯や使用を重ねるうちに徐々に硬化していきます。洗濯しても以前のようなふわふわとした肌触りが戻らず、ごわつきやゴワゴワ感が続くようになったら、繊維自体が劣化しているサインです。
繊維の硬化が進むと吸水性も低下するため、寝汗を吸収しにくくなり、蒸れやベタつきの原因にもなります。
肌触りの変化は毎日使っていると気づきにくいため、購入時の感触と比べて明らかに変わっていると感じた場合は、買い替えを検討しましょう。
②生地が薄くなったり傷んだりしている
長年使用していると、タオルケットの生地が薄くなったり、部分的に傷んだりしてきます。光にかざして生地が透けて見えるようになった場合は、繊維が摩耗してかなり薄くなっているサインです。
生地が薄くなると保温性や吸水性が低下するだけでなく、破れやすくなるため、寝具としての機能を十分に果たせなくなります。
生地の薄さや傷みが目立つようになったら、新しいタオルケットへの買い替えを検討しましょう。
③ほつれや毛羽落ちが目立っている
洗濯のたびに大量の毛羽が落ちたり、生地のほつれが増えたりしている場合は、繊維の劣化が進んでいるサインです。毛羽落ちが多いタオルケットは、繊維くずが口や鼻に入りやすくなるため、衛生面でも懸念があります。
特にパイル素材のタオルケットは、ループの引っ掛かりによるほつれが発生しやすく、一か所がほつれると周囲にも広がりやすい傾向があります。
ほつれや毛羽落ちが洗濯しても改善されない場合は、お手入れでは対処しきれない状態であるため、新しいタオルケットへの買い替えを検討しましょう。
タオルケットの買い替えはねむりの相談所がおすすめ

タオルケットの買い替えを検討している方は、「ねむりの相談所」に相談することがおすすめです。
ねむりの相談所には眠りのプロであるスリープマスターが在籍しており、「洗濯しやすくて長持ちする素材はどれか」や「自分の肌に合う肌触りのタオルケットはどれか」などの悩みに対して、アドバイスを受けられます。
実際に、綿やガーゼ、パイルなど、さまざまな素材のタオルケットの肌触りを確認しながら選べるため、自分の好みに合った1枚を見つけやすくなります。
また、タオルケットだけでなく、ガーゼケットや冷感ケットなど、夏の掛け寝具全般について相談できる点もメリットです。季節や体質に合わせた最適な掛け寝具を提案してもらえるため、睡眠環境を総合的に見直しできるでしょう。
正しい洗濯方法でタオルケットを長く使おう

タオルケットを洗濯機で洗う際は、汚れの事前ケア、じゃばら折りにして洗濯ネットに入れる、洗濯表示に合ったコースで洗う、脱水後はすぐ取り出す、形を整えてしっかり乾かすという5つのステップが基本です。
素材別では、綿は縮みや型崩れに注意し、ガーゼは摩擦を抑えてやさしく洗い、パイルはループの引っ掛かりや毛羽落ちに注意することが大切です。
洗濯しても肌触りの改善が見られない場合や、生地の薄さ・ほつれが目立つ場合は、買い替えを検討するタイミングです。正しい洗濯方法を実践し、お気に入りのタオルケットを快適に長く使い続けてください。






