「睡眠の質を見直したい」
「布団を新しくしたいけど、選び方のポイントがわからない」
このような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめの布団の選び方と寝具の関係性を解説しています。
自分の睡眠の質を上げたいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
心地よい睡眠をとるための布団
心地よい睡眠を取るためには、快適に眠れる布団が欠かせません。
睡眠環境になくてはならない布団の役割や環境に合わせた寝具の組み合わせを見ていきましょう。
寝具の役割とは
寝具は「掛け寝具」「敷き寝具」「まくら」の3つ分類からなり、睡眠中の身体を守ってくれるアイテムです。
私たちは睡眠中なので気づかないですが、実は睡眠中の身体には様々な変化が起きています。
寝具は、快適な睡眠をサポートする、重要なアイテムと言えます。
睡眠中の身体は変化する
睡眠中の身体には、体温・発汗・寝返りなどの変化が起こります。
人の身体の変化を理解し、特徴に合わせた寝具を選ぶことにより、快適な睡眠と日中のパフォーマンス向上につながります。
睡眠中に起こる身体の変化で起こることは大きく3つあります。
体温の変化
体温は入眠前から下がり始め、睡眠の半ば頃には最も低下し、覚醒前に徐々に上がります。
起きる前に体温が上がることで、良い目覚めに繋がります。
発汗の量
人は睡眠中に、コップ一杯くらいの汗をかきます。
特に深い睡眠に落ちているときは、体温を下げるためにも汗の量が増え、睡眠経過とともに減少していきます。
寝返りの数
人は寝ている間に、温まりすぎた部位を冷やしたり、血液が一か所に滞らないように寝返りを打ちます。
個人差はありますが、寝返りの回数は20〜30回くらいといわれております。
環境で寝具の組み合わせは変わる
マンションや、現在の部屋の状態に応じて最適な寝具があります。
寝内環境を適性に保つためにも、季節や室温に応じて布団の種類や、素材の組み合わせを変えることがポイントです。
ただし、高齢者や冷え性などの代謝が低い方は、ブランケットを足すなど年齢に応じた布団の組み合わせに変えることも大切です。
寝具に求められる3つの機能
掛け布団と敷き布団に共通して求められる機能が「保湿性」「吸透湿性」「放湿性」の3つです。
保湿性:温度を保つ絹
吸透湿性:適切な温度を保つ機能
放湿性:吸った湿度を発散させる機能
敷き布団の選び方
敷き寝具に求められる機能は前述した3つの機能の他に、「耐圧分散性」「寝姿勢保持性」が加わります。
以下を参考にして下さい。
体圧を分散できるか
敷き布団を選ぶときは、程よいクッション性のあるものを選びましょう。
クッション性がある敷き布団は、横になったときに体に均一な圧力がかかります。
一か所に圧がかかっていると、腰などを痛める原因になったり、睡眠の質を下げる原因になります。
体圧を均等にして、立っているときとあまり変わらない、自然な体勢で眠れる敷き布団を選びましょう。
寝姿勢を保持できるか
体圧を分散できる敷き布団を使用することで、心地よい寝姿勢を保持できます。
人はまっすぐに立っているときに、背骨がなだらかなS字を描いています。
横になっているときもこの姿勢を保てる敷き布団を選びましょう。
掛け布団の選び方
掛け布団を選ぶときのポイントは、体に負荷がかからない布団を選ぶのがポイントです。
体を圧迫しない軽さ
掛け布団は体を圧迫しない軽いものを選びましょう。
掛け布団が重いと、寝返りを妨げてしまう原因になります。
たっぷりと空気を含んで、軽くて暖かいものが眠りやすい掛け布団です。
天然の羽毛布団は、身体への負担が少なく程よいフィット感があると言われています。
素材の特徴も理解して、季節に合わせて使い分けると良いでしょう。
体を包み込むフィット感
掛け布団は、体に優しくフィットするドレープ性のある物を選ぶことがポイントです。
体に優しくフィットしている掛け布団は、寝返りなどの妨げにならないものが多いです。
朝起きた時に疲れが取れてないなと感じている人は、掛け布団が合っていないかもしれません。
心地よく身体にフィットする掛け布団を選ぶと良いでしょう。
枕の選び方
敷き布団、掛け布団と同じように、枕も快適な睡眠には欠かせません。
枕の高さはもちろん、敷き布団との相性も関わるので選び方が重要になります。
敷き布団の相性
枕は単に頭を乗せるだけの寝具ではなく、体のS字カーブを描いている首を支えるためのアイテムです。
首のすき間を埋めると同時に、頭を支える役割も担っています。
枕を選ぶときは、頭と首の隙間を埋める高さのものを選びましょう。
枕の高さがあっていないと、敷き寝具にも違和感が出てきます。
そのため、敷き布団と一緒に選ぶと良いでしょう。
適切な高さか
枕を選ぶときのポイントは、適切な高さであるかです。
適切な高さの枕を使うことで、なだらかなS字カーブが保てます。
朝起きたときに、体が痛い等の不調がある方は、枕の高さと敷き布団の相性を確認してみましょう。
自分にどんな枕が合っているかわからないという方は、ねむりの相談所へ相談することをおすすめします。
おすすめは羽毛布団
布団を選ぶときのポイントを踏まえたうえで、おすすめする布団は、羽毛布団です。
1年を通して快適に扱いやすい素材で、メンテナンスやお手入れもしやすいのが特徴です。
なぜ羽毛布団がいいのか
羽毛布団は、軽くて暖かく、吸放湿性に優れているのが特徴です。
ふわりと軽い素材になっているので、身体への負担が少なく、体に程よくフィットしてくれます。
また、月に1~2回干すだけで手軽にメンテナンスできることもメリットです。
正しく扱うことで、長く快適に使うことができるのもポイントでしょう。
おすすめの羽毛布団
西川の羽毛布団は水鳥の羽毛が使われており、保温性が高く、ふっくらしています。
羽毛布団は、中の羽毛がたっぷり空気を含むことからとても暖かいです。
さらに、吸放湿性が高く布団の中が蒸れにくいことも特徴です。
季節を問わず、快適な睡眠を促してくれる素材になっています。
布団を選ぶときは体に合ったものを選ぼう
今回の記事では、布団の選び方についてご紹介しました。
敷き布団、掛け布団、枕それぞれに選び方があります。
もし、ひとりで自分に合った寝具を選ぶ自信がない人は、店舗に行って選ぶことも良いでしょう。
ネムリウムの、ねむりの相談所では睡眠のプロがアドバイスしています。
ねむりの相談所で自分に合った寝具を探してみましょう。