梅雨に眠れないのはなぜ?原因と快適に眠るための対策を解説

ねむりのコラム
2026/05/28

梅雨の時期は、湿度の高さや気温の変化、日照時間の減少などが重なり、睡眠の質が低下しやすい季節です。蒸し暑さによる寝苦しさや、天候の変化にともなう体調の乱れを感じる方も多くいます。

ただ、梅雨に眠れない原因は一つではないため、正しい原因を理解しないまま対策を取っても効果が得られない場合があります。

そのため、梅雨の睡眠に悩んでいる場合には、眠れない原因と具体的な対策を事前に理解しておくことが重要です。

本記事では、梅雨に眠れない原因について、快適に眠るための対策を解説します。

梅雨に眠れない原因とは?

梅雨の時期は、気温や湿度、気圧の変化が大きく、睡眠に影響を与えるさまざまな要因が重なります。しかし、原因がわからないまま対処しようとしても、適切な改善にはつながりません。

原因を理解しておくことで、自分に合った対策を講じやすくなります。

ここでは、梅雨に眠れない原因について解説します。

  • ・体温調整がしにくい
  • ・湿気で寝苦しい
  • ・気圧の影響を受けやすい

体温調整がしにくい

人は眠りにつく際、体の内部の温度である深部体温が下がることで入眠しやすくなります。(※1)しかし、梅雨時は気温の変化だけでなく、湿度の上昇によって体温調節が難しくなります。

湿度が高い環境では、汗をかいても蒸発しにくいため、体に熱がこもったままの状態が続き、深部体温がスムーズに下がりません。

そのため、梅雨の時期は寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりしやすい傾向があります。

湿気で寝苦しい

快適な睡眠のためには、寝室の湿度を50〜60%程度に保つことが推奨されています。しかし、梅雨の時期は室内の湿度が70〜80%を超えることも珍しくなく、寝具に湿気がこもりやすくなります。

湿気を含んだ布団やシーツは肌に張り付きやすくなり、寝返りがしづらくなったり、べたつきを感じたりする原因となりかねません。

このような寝苦しさが続くと、夜中に何度も目が覚めてしまい、睡眠の質が大きく低下するおそれがあります。

気圧の影響を受けやすい

梅雨時期は気圧の変化が激しく、自律神経のバランスが乱れやすくなります。気圧変動や寒暖差に抵抗するため、交感神経が優位な状態が続き、緊張状態が持続してリラックスしにくくなります。

副交感神経が優位になりにくいため、リラックス状態になりづらくなり、睡眠の質が低下するケースも多いです。

【重要】梅雨に眠れないときの対策

梅雨に眠れない原因を理解したうえで、適切な対策を講じることが快適な睡眠への第一歩です。対策を知らないまま過ごしてしまうと、睡眠の質が低下した状態が梅雨の期間中ずっと続いてしまうおそれがあります。

対策を実践することで、梅雨の時期でも質の良い睡眠を確保しやすくなるでしょう。

ここでは、梅雨に眠れないときの対策について解説します。

  • ・除湿機を活用する
  • ・エアコンで気温を整える
  • ・湯船につかる習慣を作る
  • ・寝る前のスマホを避ける
  • ・寝心地の良い寝具に買い替える

除湿機を活用する

布団や枕も湿気を含みやすいため、こまめな乾燥や除湿が欠かせません。寝室の湿度を下げるためには、除湿機の活用が効果的です。就寝前に除湿機を稼働させておくことで、寝室の湿度を快適な範囲に保てます。

寝室の湿度を50〜60%程度に維持することで、寝具のべたつきや蒸れを軽減し、快適な睡眠環境を整えられます。

エアコンで気温を整える

梅雨の時期は気温と湿度の両方が高くなるため、エアコンのドライ機能や冷房機能を活用して寝室の環境を整えることが大切です。就寝時の室温は26〜28℃程度が快適な睡眠に適しているとされています。

エアコンの風が直接体に当たると体が冷えすぎてしまうため、風向きを調整したり、タイマー機能を活用したりする工夫が必要です。

エアコンで室温と湿度の両方を調整することで、体温がスムーズに下がりやすくなり、寝つきの改善が期待できます。

湯船につかる習慣を作る

38〜40℃のぬるめのお湯にゆっくりつかることで、体が温まり、その後体温が下がるタイミングで眠りに入りやすくなります。就寝の1〜2時間前に入浴を済ませると、深部体温が自然に下がり、スムーズな入眠をサポートしてくれるでしょう。

梅雨の時期はシャワーだけで済ませてしまいがちですが、湯船につかることで副交感神経が優位になり、リラックス状態を作りやすくなります。

入浴後は体を冷やしすぎないよう注意し、リラックスした状態のまま就寝することが快眠のポイントです。

寝る前のスマホを避ける

スマートフォンやタブレットの画面から発せられるブルーライトは、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制するといわれています。梅雨の時期は日照時間が短くなり、体内時計が乱れやすい状態にあるため、ブルーライトの影響をより受けやすくなります。

就寝の1時間前からはスマートフォンの使用を控え、読書やストレッチなどリラックスできる活動に切り替えることがおすすめです。

スマートフォンの使用を控えることで、メラトニンの分泌が促され、自然な眠気を感じやすくなります。

寝心地の良い寝具に買い替える

梅雨の時期に快適な睡眠を得るためには、寝具の見直しも有効な対策のひとつです。吸湿性や通気性に優れた素材の寝具に買い替えることで、湿気がこもりにくく、さらりとした肌触りで快適に眠れます。

特に、敷きパッドやシーツ、枕カバーなど、肌に直接触れる寝具を変えるだけでも寝心地は大きく変わります。

季節に合った寝具を選ぶことで、梅雨の蒸し暑さを軽減し、質の良い睡眠環境を整えられるでしょう。

梅雨におすすめの寝具選び

梅雨の時期は湿度が高く、寝具選びが睡眠の質に大きく影響します。適切な寝具を取り入れることで、蒸し暑さやべたつきを軽減し、快適に眠りやすくなるでしょう。

ここでは、梅雨におすすめの寝具選びについて解説します。

  • ・接触冷感素材の寝具を活用する
  • ・吸湿性・通気性が高い素材を選ぶ
  • ・除湿シートを取り入れる

①接触冷感素材の寝具を活用する

接触冷感素材の敷きパッドやシーツは、触れた瞬間にひんやりとした冷たさを感じられるため、梅雨の寝苦しさを軽減するのに効果的です。体の熱を素早く吸収してくれる素材であるため、蒸し暑い夜でもさらりとした肌触りで快適に眠れます。

接触冷感素材を選ぶ際には、Q-max値(冷感の指標)が0.3以上のものを目安にすると、ひんやり感を実感しやすくなります。

エアコンと併用することで冷感効果がより持続しやすくなるため、梅雨の夜を快適に過ごすためのアイテムとして活用しましょう。

②吸湿性・通気性が高い素材を選ぶ

梅雨の時期は湿気が寝具にこもりやすいため、吸湿性・通気性に優れた素材を選ぶことが重要です。リネンや綿などの天然素材は汗を素早く吸収し、外部に発散する性質があるため、蒸れにくく快適な寝心地を保てます。

また、通気性の良いメッシュ構造の敷きパッドや、速乾性のある素材の枕カバーなどもおすすめです。

吸湿性と通気性に優れた寝具を使うことで、湿気による不快感を軽減し、さらりとした状態で朝まで快適に眠れます。

③除湿シートを取り入れる

敷布団やベッドパッドの下に敷くだけで、湿気を吸収してさらりと快適な状態を保てる除湿シートも、梅雨の時期に役立つアイテムです。

除湿シートはマットレスや敷き布団の底面にたまる湿気を吸収し、カビやダニの繁殖を抑える効果が期待できます。天日干しや布団乾燥機で乾燥させれば繰り返し使えるため、経済的にも優れています。

寝具の下に1枚敷くだけで湿気対策ができるため、手軽に梅雨の睡眠環境を改善したい方におすすめです。

梅雨向けの寝具を探すならねむりの相談所を利用しよう

梅雨に適した寝具を探しているものの、どのような素材やアイテムを選べば良いか迷っている方には、「ねむりの相談所」への来店予約がおすすめです。

ねむりの相談所には、睡眠の知識が豊富な「スリープマスター」が在籍しており、一人ひとりの睡眠環境や悩みに合わせた最適な寝具を提案してくれます。接触冷感素材の敷きパッドや吸湿性に優れた寝具など、梅雨の時期に適したアイテムの肌触りや素材感を実際に確認しながら選べます。

また、寝具だけでなく、寝室の温湿度管理や季節に合わせた睡眠環境の整え方についても、専門家からアドバイスを受けることも可能です。

梅雨だけでなく、一年を通じて快適な睡眠環境を維持したい方にとっても心強いサポートとなるでしょう。

梅雨に眠れないなら睡眠環境を整えよう

梅雨に眠れない主な原因は、湿度の高さによる体温調整の難しさ、寝具への湿気のこもり、気圧の変化による自律神経の乱れの3つです。

対策としては、除湿機やエアコンで寝室の温湿度を整えること、湯船につかる習慣を作ること、寝る前のスマートフォンの使用を控えること、寝心地の良い寝具に買い替えることが有効です。特に、接触冷感素材の寝具や吸湿性・通気性に優れた素材の寝具、除湿シートを取り入れることで、梅雨の寝苦しさを大きく軽減できます。

梅雨の睡眠環境を整えて、蒸し暑い季節でも快適な眠りを手に入れてください。

参考
※1 深部体温ってナンダ?

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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