リネンの布団カバーは快適?メリット・デメリットや綿との違いを徹底解説

ねむりのコラム
2026/02/23

リネンの布団カバーは快適?メリット・デメリットや綿との違いを徹底解説
 
リネンの布団カバーとは、亜麻(フラックス)という植物の繊維から作られた天然素材の布団カバーのことです。吸湿性や通気性に優れ、さらっとした肌触りが特徴であり、快適な睡眠環境を求める方から注目されています。
 
一方、リネンの布団カバーにはシワが残りやすいなどのデメリットもあるため、購入前にメリット・デメリットの両方を理解しておくことが大切です。
 
この記事では、リネンの布団カバーについて、メリット・デメリットや綿との違いを交えて解説します。
 

 

リネン素材とは?特徴と種類を解説


 
リネンは麻の一種であり、古くからヨーロッパを中心に衣類や寝具、テーブルリネンなどに使用されてきた歴史ある素材として知られています。
 
リネンの大きな特徴は、吸湿性・通気性の高さと、独特のさらりとした肌触りです。天然繊維ならではの風合いがあり、使い込むほどに柔らかく肌になじんでいく点も魅力の一つです。
 
また、リネンには繊維の長さや太さによっていくつかの種類があります。繊維が細く長いものほど上質とされ、滑らかで光沢のある仕上がりになります。
 

リネンの布団カバーのメリットとは?


 
リネンの布団カバーは、吸湿性や通気性に優れているだけでなく、使うほどに風合いが増していく点が大きな魅力です。
 
メリットを理解しておくことで、自分の睡眠環境や好みに合った布団カバーかどうかを判断しやすくなるでしょう。
 
ここでは、リネンの布団カバーのメリットについて解説します。

  • ・吸湿性・通気性に優れている
  • ・洗うほど肌になじむ風合い
  • ・耐久性が高い

①吸湿性・通気性に優れている

リネンは繊維の構造上、内部に空気を多く含むため、優れた吸湿性と通気性を持っています。汗や湿気を素早く吸収し、外部に発散する性質があるため、寝ている間に汗をかいても蒸れにくく、快適な状態を保てるでしょう。
 
人間は、寝ている間にコップ1杯の汗をかくといわれています(※1)。リネンの布団カバーを使うことで、特に暑い季節や汗をかきやすい方でも、さらりとした肌触りで快適に眠ることが可能です。
 

②洗うほど肌になじむ風合い

リネンは使い始めは少し硬めの質感ですが、洗濯を重ねるごとに繊維がほぐれ、柔らかく肌になじむ風合いに変化していきます。この経年変化はリネン特有の魅力であり、使い込むほどに愛着が湧く素材といえます。
 
そのため、長く使い続けることで、自分だけの心地よい肌触りを楽しめるでしょう。
 
新品時の張りのある質感から、徐々に柔らかく育っていく過程を楽しめる点は、天然素材ならではの醍醐味です。
 

③耐久性が高い

リネンは天然繊維の中でも特に強度が高く、耐久性に優れた素材です。繊維自体が丈夫であるため、頻繁に洗濯しても傷みにくく、長期間使用できます。
 
布団カバーのように定期的に洗濯する必要がある寝具においても、リネン素材は長持ちしやすく、コストパフォーマンスが高いといえます。
 
また、使い込むほどに風合いが増していくことから、長く愛用できる布団カバーを探している方におすすめです。
 

メリットだけではない!リネンの布団カバーのデメリット


 
リネンの布団カバーは吸湿性や耐久性に優れている一方で、シワが残りやすいといった扱いにくさもあります。
 
このように、布団カバーには素材ごとにメリット・デメリットが存在しており、すべての人に最適な素材とは限らないため、デメリットも把握しておくことが大切です。
 
ここでは、リネンの布団カバーのデメリットについて解説します。

  • ・洗濯後にシワが残りやすい
  • ・縮みが出る可能性がある
  • ・黄ばみ・色移りがしやすい

洗濯後にシワが残りやすい

リネンは繊維の性質上、洗濯後にシワが残りやすい素材です。特に、脱水時間が長かったり、洗濯後に放置したりすると、深いシワが入ってしまいます。
 
そのため、リネンの布団カバーを洗濯する際には、脱水時間を短めに設定し、洗濯後はすぐに取り出して形を整えながら干すことが重要です。
 
なお、完璧にシワを伸ばすよりも、リネンらしい風合いとして受け入れることで、手入れの負担を軽減できます。
 

縮みが出る可能性がある

リネンは天然繊維であるため、洗濯時に縮みが出る可能性があります。特に、初めて洗濯する際には、3〜5%程度縮むことがあるため、購入時にサイズを確認しておく必要があります。
 
そのため、リネンの布団カバーを購入する際には、あらかじめ縮みを見越して、やや大きめのサイズを選ぶことがおすすめです。また、洗濯後は高温の乾燥機を避け、自然乾燥させることで、縮みを最小限に抑えられます。
 

黄ばみ・色移りがしやすい

リネンは天然繊維特有の性質として、経年変化による黄ばみが出やすい傾向があります。また、濃色のリネンは洗濯時に色落ちや色移りが起こる可能性があるため、注意が必要です。
 
このことから、リネンの布団カバーを洗濯する際には、白色や淡色のものと分けて洗うことが大切です。
 
なお、黄ばみを防ぐためには、直射日光を避けて陰干しすることや、定期的に洗濯して汚れを蓄積させないよう注意しましょう。
 

布団カバーはリネンと綿どっちがいい?


 
布団カバーの素材として、リネンと綿はどちらも人気があります。それぞれに異なる特徴があるため、自分の好みや生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
 

リネン 綿
吸湿性 非常に高い 高い
通気性 非常に高い 高い
肌触り さらっとした質感 柔らかく滑らか
耐久性 非常に高い 中程度
シワ 残りやすい 比較的残りやすい
縮み 縮みやすい やや縮む
価格 やや高め 手頃
季節 オールシーズン(特に夏) オールシーズン

 
リネンは吸湿性・通気性・耐久性に優れており、さらっとした肌触りが特徴です。一方、綿は柔らかく滑らかな肌触りで、シワが残りにくく扱いやすいといえます。
 
このような点から、蒸れにくさや耐久性を重視する方にはリネンが、肌触りの柔らかさや手入れのしやすさを重視する方には綿がおすすめです。
 

リネンの布団カバーはどんな人におすすめ?


 
リネンの布団カバーは、その特性から特定の悩みやニーズを持つ方に特に適しています。自分がどのような睡眠環境を求めているかを把握することで、リネンが最適な選択肢かどうかを判断できます。
 
ここでは、リネンの布団カバーがおすすめの人を解説します。

  • ・汗っかきで寝具が蒸れやすい方
  • ・ナチュラル素材や天然繊維が好きな方
  • ・肌に優しい素材を求めている敏感肌の方

汗っかきで寝具が蒸れやすい方

リネンは吸湿性・通気性に優れているため、汗をかきやすい方や寝具の蒸れが気になる方に適しています。汗や湿気を素早く吸収・発散する性質があるため、さらりとした肌触りを保ちやすく、快適な睡眠環境を実現できます。
 
特に、夏場や暑がりの方にとっては、リネンの布団カバーは快適性を大きく向上させる効果が期待できるでしょう。
 

ナチュラル素材や天然繊維が好きな方

リネンは亜麻という植物から作られる天然繊維であり、化学繊維にはないナチュラルな風合いが魅力です。使い込むほどに柔らかく変化していく経年変化も楽しめるため、天然素材ならではの味わいを好む方に適しています。
 
リネン特有のナチュラルな色合いや質感は、インテリアとしても洗練された雰囲気を演出できるでしょう。
 

肌に優しい素材を求めている敏感肌の方

リネンは天然繊維であり、化学薬品を使用せずに加工されることが多いため、肌への刺激が少ない素材です。また、吸湿性が高く蒸れにくいため、肌トラブルを起こしにくい環境を作れます。
 
そのため、敏感肌の方や、化学繊維で肌がかゆくなりやすい方にとって、リネンの布団カバーは安心して使える選択肢といえます。
 

リネンの布団カバーを買うならねむりの相談所を利用しよう


 
自分にリネンの布団カバーが合うのか悩む際は、「ねむりの相談所」を利用しましょう。
 
ねむりの相談所には、睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた「スリープマスター」が在籍しており、リネンの布団カバーの特性や手入れ方法などの説明を受けられます。また、実際に素材の肌触りを確認しながら、自分に合った一枚を見つけることが可能です。
 
睡眠に関する悩みや寝具選びで迷っている方は、ぜひスリープマスターに相談してみてください。
 

 

リネンの布団カバーで快適に眠ろう


 
本記事では、リネンの布団カバーについて、メリット・デメリットや綿との違いを交えて解説しました。
 
リネンの布団カバーは、吸湿性・通気性に優れ、さらっとした肌触りが特徴です。洗うほどに肌になじむ風合いや高い耐久性も魅力ですが、シワが残りやすい、縮みが出る可能性がある、黄ばみ・色移りがしやすいといったデメリットもあります。
 
自分の睡眠環境や好みに合わせて、最適な布団カバーを選び、快適な眠りを手に入れてください。
 

 
参考
※1 寝汗で睡眠不足 – 徳島県医師会Webサイト

監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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