枕の標準サイズってどれくらい?選び方や合わないときの対処法も解説

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ねむりのコラム

枕の標準サイズってどれくらい?選び方や合わないときの対処法も解説

ねむりのコラム
公開日2025/09/01
2025/09/01更新日


 
枕は快眠に欠かせないアイテムですが、標準的なサイズがわからず、購入時に悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
枕は自分に合わないサイズを選ぶと、肩こりや首の痛みの原因になり、睡眠の質が下がってしまうことも少なくありません。
 
一方で、自分にぴったりのサイズを見つけることで、寝返りが打ちやすくなり、翌朝の目覚めがスッキリするといった体調にも良い影響を与えます。
 
この記事では、枕の標準サイズや選び方、合わないときの解決策について解説します。
 

 

標準的な枕のサイズとは?


 
枕には、一般的に「シングル」「セミシングル」「セミダブル」などのサイズが存在します。
標準と呼ばれるサイズは日本人の平均的な体格を基準にしており、幅や縦の長さによって寝心地や寝返りのしやすさが変わります。
 
枕選びでは、ベッドサイズや自分の肩幅との相性も重要で、サイズが合わないと肩や首への負担が増えてしまうでしょう
 
ここでは、標準的な枕のサイズについて解説するため、自分に合ったサイズを見つけましょう。
 

サイズ 枕サイズ
シングル 43×63cm
セミシングル 35×50cm
セミダブル 50×70cm

 

シングルサイズ

シングルサイズは約43×63cmとされ、日本の寝具業界では広く普及している大きさです。
多くの日本人にフィットしやすい大きさとなっており、寝返りのスペースを確保しながらもベッドの幅を圧迫しないバランスの良さが魅力です。
 
シングルサイズであれば、市販されている枕カバーのほとんどが対応しているため、アレンジや買い替えがしやすくなっています。
 
一人暮らしや家族用まで幅広く選ばれており、「迷ったらシングルを選ぶ」のが失敗の少ない選択といえるでしょう。
 

セミシングルサイズ

セミシングルは、約35×50cmとなっており、シングルサイズに比べて小ぶりなサイズです。小柄な方や子ども用に向いており、ベッドを広く使いたい場合や持ち運びたいときにも適しています。
 
セミシングルサイズは、寝返りを多く打つ方にはやや窮屈に感じるかもしれません。
一方、抱き枕や別のクッションと組み合わせると十分に快適な寝心地を得られます。
 
コンパクトさを活かし、ソファや仮眠用としても利用されており、使い道の幅が広いのも特徴です。
 

セミダブルサイズ

セミダブルは約50cm×70cmと幅広で、ゆったり寝たい人や肩幅が広い人におすすめです。寝返りをしても枕から落ちにくく、安定した睡眠をサポートしてくれます。
 
セミダブルサイズの枕は、パートナーと一緒に使用するケースもあり、大きめのベッドを使っている場合にも適しています。
 
広い面積があるため、横になってリラックスする際に肘置きや背もたれ代わりに活用できる点も魅力です。
 

自分に合った枕のサイズの選び方


 
枕のサイズを選ぶときは、自分の体格や睡眠時の姿勢、使用するシーンを考慮する必要があります。
標準的なサイズでも、体格や寝姿勢に合っていないと首や肩に負担がかかり、快眠につながりません。
 
合わない枕を使い続けると肩こりや頭痛を引き起こすこともあるため、慎重に選ぶことが大切です。(※1)
 
ここでは、自分に合った枕のサイズの選び方を解説します。
 

①体格に合わせて選ぶ

体格と枕サイズは密接に関係しており、肩幅や頭の大きさによって理想的な枕の幅は異なります。
 
肩幅が広い方は、セミダブルのような大きめを選ぶことで寝返りが打ちやすくなります。一方で、小柄な方や女性であればセミシングルでも快適に眠れることは多いです。
 
枕のサイズに悩む場合でも、標準体型であればシングルサイズがフィットしやすいとされています。
 
なお、体格が変化する成長期の子どもは、その時期ごとに枕のサイズを見直すことも重要です。適したサイズの枕を選ぶことで、正しい寝姿勢をサポートし、健やかな成長や健康維持にもつながるでしょう
 

②使用用途で選ぶ

用途を意識することで、自分に合った枕が判断しやすくなります。
 
たとえば、普段の睡眠用ならシングルサイズが基本ですが、旅行や出張など持ち運びが多い方にはセミシングルが便利です。
一方、ベッドで過ごす時間が長い方や寝ながらの読書・スマホが多い方は、セミダブルのように広い枕を使うと快適に過ごせます。
 
また、昼寝やリビング用などシーンを限定して使う場合にも、サイズを変えることでよりリラックス効果を得られるでしょう。
 

サイズ以外にも!枕選びで重要なポイント


 
枕選びはサイズだけでなく、素材や高さ、硬さといった要素をバランス良く考慮することが求められます。どれかひとつでも合わないと、サイズがぴったりな枕でも十分な効果を得られません。
 
ここでは、サイズ以外に枕選びで重要なポイントについて解説します。
 

  • ・寝心地の良い素材か
  • ・枕の高さは合っているか
  • ・寝返りのうちやすい硬さか

 

寝心地の良い素材か

枕の素材は、頭を乗せたときのフィット感が変わるため、寝心地に大きく影響します。
 
たとえば、羽毛やフェザーは柔らかさと通気性があり、低反発ウレタンは頭の形に沿って沈み込むことからサポート力が高いのが特徴です。
 
一方、パイプ素材は硬めで通気性が良く、夏場にも快適に使えます。
 
さらに、そば殻をはじめとした自然素材は、独特の香りでリラックス効果が期待できます。
 

枕の高さは合っているか

高さが合わない枕は、首の角度を不自然にし、肩や背中に負担をかけます。
仰向け寝の場合は低め、横向き寝では肩幅を補える高さが必要です。
 
枕は高すぎても低すぎても呼吸がしにくくなり、熟睡を妨げる可能性があります。理想的な高さは、立っているときと同じ首の角度を寝ているときに再現できるものです。
 
近年は、中材を調整して高さを変えられる枕も多く販売されているため、購入後に自分で調整しながら最適な状態に合わせる方法もあります。
 

寝返りのうちやすい硬さか

寝返りは、睡眠時に無意識におこなうことで、血流やリンパの流れを促す大切な動きです。
 
硬い枕は寝返りしやすい反発力があるものの、硬すぎれば頭にフィットせず違和感につながる可能性があります。
 
一方、柔らかすぎる枕は沈み込んでしまい、寝返りがうまくできない可能性があります。
 
そのため、枕を選ぶ際は適度な反発力がありつつ、体の動きにスムーズに対応できる硬さが理想です。
 

枕の標準サイズが合わないと感じた際の対処法


 
標準サイズの枕を使っていても、快適に眠れないと感じる人は少なくありません。そんなときは対処法を知っておくことで、自分に合う環境を整えられます。
 
枕の標準サイズにこだわらず、より快適な選択肢を柔軟に取り入れましょう。
 
ここでは、枕の標準サイズが合わないと感じた際の対処法を解説します。
 

ロングタイプの枕を使用する

ロングタイプの枕は横幅が広く、寝返りが多い人に人気があります。抱き枕のように使えるため、安心感を得やすく、体全体を支えてくれるのも特徴です。
 
とくに腰痛や肩こりが気になる人は、ロングタイプの枕を抱えて眠ることで体の負担を分散できます。
 
また、ロングタイプの枕は横幅がある分、家族やパートナーと並んで使う場合にも違和感なく使えるでしょう。
 

オーダーメイド枕を購入する

オーダーメイド枕は、専門店で体型や寝姿勢を細かく測定し、一人ひとりに合わせて作られます。そのため、自分に最適な高さ・硬さ・素材を選ぶことが可能です。
 
枕は長期間使用しているうちに、中材がへたってしまうことも少なくありません。オーダーメイド枕の場合、購入から数年のメンテナンスが可能なケースも多く、長く使用できます。
 
市販の枕で満足できない場合でも、オーダーメイドなら快眠につながる枕に出会えるでしょう。
 

枕選びに悩んだときは、ねむりの相談所がおすすめ


 
自分で枕を選んでも、なかなか合わないと感じる人は、専門家に相談する方法があります。
 
睡眠のプロが在籍する「ねむりの相談所」では、体格や睡眠習慣を丁寧にヒアリングしたうえで、一人ひとりに合った枕を提案してくれます。
 
枕をオーダーする際も、計測機器を使って適切な高さを導き出すうえ、枕の中材は実際に寝転がって好みのものを選ぶことが可能です。
 
毎日の就寝時に使用する枕だからこそ、ねむりの相談所を利用することで、納得いく買い物ができるでしょう。
 

 

標準的な枕のサイズを知って、ぴったりなものを購入しよう


 
枕選びはサイズだけでなく、素材や高さ、硬さも含めた総合的な判断が重要です。
標準的なサイズを基準にしつつ、自分の体格や生活スタイルに合わせて最適な枕を選びましょう。
 
もし枕が合わないと感じたら、ロングタイプやオーダーメイドを検討し、専門家へ相談することで、より理想的な睡眠環境が整います。
 
自分に合った枕を手に入れて、生活の質を大きく向上させましょう。
 

 
【参考】
※1 枕が合わない時にでる症状

監修:ネムリウム・スリープマスター編集部
睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた 眠りのプロフェッショナル。快適な眠りにつくための環境の整え方や寝具選びをご提案致します。 「寝具選び」や「ねむりの悩み」は、分からない事が多い方が大半。 「なんだか眠れない」などのお悩みはお気軽にご相談ください。

※本記事で提供されている情報は信頼性の維持に努めておりますが、正確性・完全性を保証するものではありません。また、特定の商品を推薦・推奨するものではなく、効能・効果を保証するものではありません。
※本記事で提供される情報は掲載当時の一般論になります。治療行為等の一切の医療行為を目的とするものではなく、ご自身の医療上の問題の解決を図りたい場合は、医師や専門家等に相談の上、適切な医療機関をご受診ください。

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