
ポケットコイルとボンネルコイルとは、マットレスに使用されるスプリングの種類のことです。
ポケットコイルは独立したコイルがそれぞれ袋に包まれているため、体圧を分散させ、個々の体の動きに柔軟に対応します。一方、ボンネルコイルはコイルが連結されているためマットレス全体で体を支え、硬めの寝心地を提供するのが特徴です。
ただ、ポケットコイルとボンネルコイルにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、違いを理解せずに選んでしまうと、寝心地に満足できない可能性があります。
この記事では、ポケットコイルとボンネルコイルの違いについて、向いている人や選び方を交えて解説します。

目次
ポケットコイルとボンネルコイルの違いとは?

ポケットコイルとボンネルコイルは、構造や寝心地、耐久性などさまざまな点で異なります。それぞれの特徴を理解しておくことで、自分に最適なマットレスを選べるでしょう。
ここでは、ポケットコイルとボンネルコイルの違いを解説します。
| 項目 | ポケットコイル | ボンネルコイル |
| 構造 | コイルが一つずつ袋に包まれ独立 | コイルが連結されて一体化 |
| 体の支え方 | 点で支える | 面で支える |
| 寝心地 | 柔らかく体にフィット | 硬めでしっかりした感触 |
| 耐久性 | 7〜9年程度 | 8〜10年程度 |
| 通気性 | やや劣る | 優れている |
| 振動の伝わり方 | 伝わりにくい | 伝わりやすい |
| 価格 | 高め | 比較的安価 |
耐久性
ボンネルコイルマットレスは約8〜10年の寿命とされており、ポケットコイルの約7〜9年と比べると耐久性が若干高くなっています。これはコイルが連結されている構造により耐久性が高いことが理由です。
ただし、同じ品質・量のスプリングを使った場合はボンネルコイルのほうが耐久性が高い傾向があります。そのため、耐久性を判断する際には、コイルの種類だけでなく、スプリングの品質や数も確認することが大切です。
寿命
マットレスの寿命は、使用頻度や体重、メンテナンスの状況によって大きく変わります。一般的に、ボンネルコイルは8〜10年、ポケットコイルは7〜9年が寿命の目安とされています。
ただし、安価な製品では寿命が短くなる傾向があるため、購入時にはコイルの品質や保証期間を確認しておくことが重要です。
また、定期的にマットレスを回転させたり、湿気対策をおこなったりすることで、寿命を延ばせます。
寝心地
ポケットコイルは、コイル一つひとつを不織布の小さな袋に入れてマットレスに敷き詰めたものです。ぎっしりと詰まったコイルは、それぞれ独立して体を「点」で支えるため、体圧分散性にすぐれ、理想の寝姿勢に寄り添ってくれます。
一方、ボンネルコイルは、それぞれのコイルを連結させることでひとつの土台となっているマットレスです。コイル全体が「面」となって身体を受け止めるため、緩やかに沈むという特徴があります。
そのため、柔らかく体にフィットする寝心地を求める方にはポケットコイルが、硬めでしっかりとした寝心地を好む方にはボンネルコイルが適しています。
通気性
ボンネルコイルはオープンコイル構造のため、通気性が高いこともメリットです。コイルが連結されており、空気の流れが良いため、湿気がこもりにくくなっています。
一方、ポケットコイルは各コイルが袋に包まれている構造のため、内部に湿気がこもりやすく、蒸れを感じるかもしれません。
そのため、湿気が気になる方や、通気性を重視する方には、ボンネルコイルがおすすめです。
振動の伝わり方
ポケットコイルは、コイルごとに独立した動きをするため、周囲に振動が伝わりにくい構造です。そのため、二人で寝たい人や静かな寝心地が好きな人におすすめです。
一方、ボンネルコイルは、コイルを鉄線(ヘリカル線)で固定しているため、揺れが伝わりやすい傾向があります。寝返りを打った際の振動が隣の人に伝わりやすいため、二人以上で寝る場合には注意が必要です。
このことから、パートナーと一緒に寝る方や、振動に敏感な方には、ポケットコイルが適しています。
ポケットコイルが向いている人

ポケットコイルは体を点で支える構造であり、体圧分散性に優れているため、特定の体型や睡眠スタイルの方に適しています。
- ・体にフィットする柔らかい寝心地が好きな方
- ・二人以上で一緒に寝る方
- ・体重が軽めの方や細身の方
- ・横向き寝をすることが多い方
- ・振動や音に敏感な方
このような特徴から、ポケットコイルは体へのフィット感や振動の少なさを重視する方に適したマットレスといえます。
ボンネルコイルが向いている人

ボンネルコイルは体を面で支える構造であり、硬めの寝心地としっかりとしたサポート力が特徴です。特定の好みや使用環境の方に適しています。
- ・硬めの寝心地が好きな方
- ・仰向けで寝ることが多い方
- ・体重が重めの方
- ・通気性を重視する方
- ・予算を抑えたい方
- ・一人で使用する方
このような特徴から、ボンネルコイルは硬めの寝心地や通気性、コストパフォーマンスを重視する方に適したマットレスといえます。
ポケットコイルとボンネルコイルで迷ったときの選び方

ポケットコイルとボンネルコイルのどちらを選ぶか迷った際には、いくつかのポイントを基準に判断することが大切です。自分の好みや使用環境に合わせて選ぶことで、満足度の高いマットレスを手に入れられます。
ここでは、ポケットコイルとボンネルコイルで迷ったときの選び方について、以下の3点を解説します。
- ・寝心地の好みで選ぶ
- ・使用環境で選ぶ
- ・価格と耐久性で選ぶ
①寝心地の好みで選ぶ
寝心地の好みは人によって大きく異なるため、自分がどのような感触を好むかを基準に選ぶことが重要です。柔らかく体にフィットする寝心地を求める方にはポケットコイルが、硬めでしっかりとした寝心地を好む方にはボンネルコイルが適しています。
自分の好みに合った寝心地のマットレスを選ぶことで、毎晩快適に眠れ、睡眠の質が向上するでしょう。
そのため、可能であれば実際に店舗で両方のマットレスに寝てみて、寝心地を比較してから決めることをおすすめします。
②使用環境で選ぶ
マットレスの使用環境も、選び方の重要なポイントです。二人以上で一緒に寝る場合は、振動が伝わりにくいポケットコイルが適しています。
一方、一人で使用する場合や、通気性を重視する方には、ボンネルコイルがおすすめです。また、湿気が多い環境では通気性の高いボンネルコイルのほうがカビやダニの発生を抑えやすくなります。
使用環境に合わせて選ぶことで、長期間快適にマットレスを使い続けられます。
③価格と耐久性で選ぶ
予算も選び方の重要な要素です。ボンネルコイルは製造が比較的シンプルであるため、ポケットコイルよりも安価に購入できる傾向があります。一方、ポケットコイルは製造に手間がかかるため、価格が高めになります。
ただし、安価な製品は耐久性が低い場合もあるため、長期的なコストパフォーマンスを考慮して選ぶことが大切です。
ベッドの種類で迷ったらスリープマスターに相談しよう

ポケットコイルとボンネルコイルのどちらが自分に合うか判断が難しいと感じる方には、「ねむりの相談所」の利用がおすすめです。
ねむりの相談所には、睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた「スリープマスター」が在籍しており、一人ひとりの体格や睡眠の悩みに合わせた最適なマットレスを提案してくれます。ベッドの向き不向きは人によって異なるため、自分に合うマットレスの種類に悩むなら、スリープマスターに相談することで、解決する可能性があります。
ただし、ねむりの相談所ではウレタンフォームを使用したノンコイルマットレスが主流になっており、ポケットコイルやボンネルコイルの取り扱い店舗が少なくなってきています。自分に合ったマットレスの選択肢を広げるために、この機会にぜひノンコイルマットレスも検討してみてください。

ポケットコイルとボンネルコイルから自分にぴったりなマットレスを見つけよう

ポケットコイルは体を点で支え、柔らかく体にフィットする寝心地が特徴です。振動が伝わりにくいため、二人以上で寝る方に適しています。一方、ボンネルコイルは体を面で支え、硬めでしっかりとした寝心地が特徴です。通気性に優れており、予算を抑えたい方に適しています。
マットレスを選ぶ際には、寝心地の好み、使用環境、価格と耐久性を基準に判断することが大切です。
マットレス選びで迷っている方は、ぜひねむりの相談所でスリープマスターに相談し、自分にぴったりなマットレスを見つけてください。







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